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指示通り動く家庭用ロボットアームがクラウドファンディングで人気 目標額の約30倍となる3億円以上の出資集まる

最大500グラムの物を自由に持ち上げ。モジュールの交換でレーザー彫刻など多彩な仕事を果たします。

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 家庭向けに設計されたロボットアーム「uArm Swift」が、クラウドファンディングサイトのINDIEGOGOに登場。1カ月ほどで目標額の約30倍となる、30万ドル弱(約3億3600万円)の出資を集める大成功を収めています。

デモ動画
執筆時点での出資状況。目標額の1万ドルに対し、約30倍もの出資が集まっている

 3軸の関節を備えたアーム型ロボット。プログラムした設定やリアルタイムの指示の通りに動き、最大で500グラムの物を持ち運ぶことができます。先端のモジュールを交換することで、人の顔を追いかけて送風する扇風機となったり、レーザー彫刻をしたりと、多彩な役割を果たします。

マグネットモジュールで碁石を打たせる
カメラモジュールで人の顔を認識し、追随して風を送る
精度が高い上位機種ではレーザー彫刻も可能
ペンライトの残像でライトペインティングも

 専用ソフト「uArm Studio」も提供。ブロックを組み合わせるだけの、視覚的なプログラミングで制御できます。ほかにも、マウスやキーボード、モーションセンサー、スマートフォンアプリを介したリアルタイムな操作が可能。手で直接アームを動かして学習させ、その通りの動きを再現するオフライン学習モードも搭載しています。

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ブロックを組み合わせて数値を変更する、ビジュアルライクなプログラム環境
マウスとキーボードで直接動作を指示することも可能
モーションセンサーを使えば、ユーザーの手の動きに同調
スマホをワイヤレスコントローラーに使うのもアリ
手で動かして一定の動作を覚えさせられる

 通常版は289ドル(約3万3000円)、より高精度で多くのモジュールが使える「uArm Swift Pro」は339ドル(約3万9000円)の出資で入手可能。出資者への発送は5月ごろを予定しています。

(沓澤真二)

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