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実況「スパイダーマンの攻撃だ!」 トラックの内側から飛んできた棒高跳びのバーがからまり1着を逃したランナーの災難

不運にも程がある。

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 IUAA(アイルランドの大学陸上競技連盟)の屋内大会にて、800メートル走準決勝で先頭を走っていた選手に、なぜか棒高跳びのバーが飛来。足にからまって首位から転落する珍事が起きました。どうしてこうなった……。

問題のシーンは3時間15分50秒ごろから
ハイライトシーン。不運としか言いようがない

 この不運なランナーは開幕から主導権を握り、最終コーナーまでトップで通過。しかしレースと並行して、トラックの内側で棒高跳びも行われていたのが災難のきっかけでした。

トップを走り続けるランナー(青矢印)。このあと、内側で行われている棒高跳びのバー(赤矢印)が災難をもたらすとは……
最後の周回もトップを走り、勝利が見えてきた
最終コーナーを抜けるころ、ちょうど棒高跳びの選手もトライ

 ランナーが高跳び台付近を通過する際、ちょうど棒高跳びの選手がミス。高跳び棒の先端がバーに引っかかりました。ゴム製のバーは支柱から外れてビヨーンと飛んでいき、先頭ランナーに当たってしまいます。

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棒高跳び選手のトライは届かず、高跳び棒の先端がバーにひっかかる
たわんだバーは支柱から外れ、トラックへビヨーン
よりによって先頭のランナーへ……

 走り続けるうちにバーはランナーへからみつき、やがて足の自由を奪うことに。走りにくくなったランナーはじわじわ順位を落とし、目前の1着を逃す羽目になってしまいました(3位となり決勝に進むことはできました。決勝では8位となっています)。

困惑しつつも走り続けるランナーに、次第にバーがからみついていく
走りにくそう……
首位陥落ああああああっ

 あんまりな不運に困惑するランナーをよそに、実況は「スパイダーマンの攻撃だ!」と陽気に連呼。言い得て妙ではありますが、だいぶ選手が気の毒です。

(沓澤真二)

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