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懐かしい「ダイヨの教育おりがみ」の会社倒産へ 金と銀の折り紙の思い出話で盛り上がる

明治24年創業って、日清戦争より前ですな。

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 明治24年創業の折り紙の老舗会社・大与紙工が、1月31日付けで破産手続開始決定を受けていたことが明らかになりました。会社名を知らなくても「ダイヨの教育おりがみ」といえば、聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。

ダイヨの教育おりがみパッケージ(Amazon.co.jpより)

 倒産のニュースを受け、「ダイヨの折り紙」を懐かしむ声がネット上に寄せられています。

 同社の売れ筋No.1だった「教育おりがみ」はカラフルな折り紙のセットで、金色と銀色のホイルカラーも入っていました。ネット上の声で多いのは、この金と銀の折り紙についての思い出話。「使うときは、贅沢な気分だった」「争奪戦だった」「もったいなくて使えなくて、取っておくための別のケースを作ってた」など、みんなの宝物だったことが伺えます。子どものころはあのキラキラがすごくうれしかったんですよね……。

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もったいなくて使えなかった
結局金と銀だけたまっちゃうパターン
質の高さを評価する声も
折り紙ガチ勢にはかなりのショック
ダイヨの人気商品でした(ダイヨ公式サイトより)

 手触りのよさやきっちりとした裁断など質の高さを評価する声も多く、倒産を惜しむ声も多くあがっています。製造継続の可能性など、ダイヨの折り紙が今後どうなるのかは、現在問い合わせをしているところです。

懐かしんでる人の地域によってはダイヨの折り紙じゃなかった可能性も?

 なお、ネット上ではトーヨーの「教育おりがみ」 のパッケージについても話題になっています。こちらも金色と銀色の折り紙が1枚ずつ入っており、ダイヨのものとよく似たデザイン。実は子どものころに使っていたのはトーヨーの折り紙、という人もいるかもしれません。

トーヨーの教育折り紙も愛され続けて74年(トーヨー公式サイトより)
ダイヨ公式サイトは2016年11月で更新が終了し、右上には120周年の御礼が残されています(ダイヨ公式サイトより)

高橋ホイコ

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