どうしてこうなった……　宇治市の観光PRアクションゲーム「宇治茶と源氏物語のまち」がなんかおかしい

　京都府宇治市の観光PRプロジェクトチームは、同市を題材にした観光アクションゲーム「宇治市　宇治茶と源氏物語のまち」の動画を公式YouTubeチャンネルにて公開しました。世界観がぶっ飛びすぎてる……！

　実際の宇治市の名所旧跡や名産品をモチーフにした完全オリジナルの2D横スクロールアクションゲームで、謎の敵に襲われ何もかもが奪われた街を救う、王道風なストーリーとなっています。が、パンを食べると服を脱いでマッチョになる主人公の貴族や、敵となる怪しいビジュアルの魔物たち、さらには操られた市長まで登場するなどカオスな展開が衝撃的です。宇治市こわい。

　公式チャンネルでは開発段階の同ゲームをゲーム実況主・愛の戦士さん&とりっぴぃさんがプレイした動画も公開されていて、驚きのラスボスが待つエンディングまでを見ることができます。

　ゲーム内では「萬福寺」「三室戸寺」「宇治橋」「平等院」がステージとして登場したり、宇治市を愛す“観光ボランティア”による解説があったりと、一応のPR要素も有り。さらにご当地キャラクター「ちはや姫」がヒロイン（？）として登場するなど、宇治市ファンにはたまらない仕様……なのかもしれません。

　なお制作は、以前に「滋賀県/石田三成CM」や「NHK/ストップ！恋愛 ゼッタイにダメ！」（関連記事）を制作して話題になったクリエイティブディレクター・藤井亮さんの手によるもの。また今回はプレイ動画として公開されましたが、実際の“ゲーム”として公開するかどうかは未定とのことです。

　現在公開を記念して「特製クリアファイル」のプレゼント企画が実施中で、宇治市秘書広報課宛てにメールから応募可能です。詳細は以下の通り。

（宮原れい）