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桃だと思ったかい? 檜でした! 本物にしか見えない「木彫りの桃」で岡山県が檜生産量日本一をアピール

制作にはリアルな「煮干し」の作者、川崎誠二さんが参加。

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 「岡山県の特産品は?」と聞かれたら、大半の人は「桃」と答えるでしょう。そんなイメージを良い意味で裏切るようなPR動画が、YouTubeで公開されています。初見で「????」ってなったわあ。

 「岡山の特産品といえば、」の文字とともに現れる、みずみずしい桃。おいしそうだと思っていたら桃が回転し、裏側の断面に木目と「檜(ひのき)」の1文字が現れます。実はこれ、檜で作ったリアルな木彫り。動画は同県の農林水産部が、檜丸太生産量日本一をアピールするために制作したものなのでした。

表面のしずくがおいしそうな感じ
裏側を見ると……これ木彫りだったのか!
ごめんなさい、恥ずかしながら知りませんでした

 檜の歴史や魅力を紹介する特設サイト「ひのき王国おかやま」のコンテンツ。動画に登場する木彫りは、彫刻家の川崎誠二さんが手がけています。川崎さんは、煮干しやポテトチップスを木材でリアルに再現したあの人……激しく納得(関連記事1関連記事2)。

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檜の魅力を伝える動画も公開

 特設サイトには、森林の役割を伝える動画「日本一の檜太郎」も。桃太郎ならぬ、檜から生まれた「檜太郎」が二酸化炭素排出量の抑制や治水など、森林のありがたみを教えてくれます。真面目な内容ですが、鬼退治に行くでなく、おじいさんの家を檜でリフォームして終わる平和的な展開にじわじわくることうけあい。

拾ってきた桃を切ったら中身は檜。「これじゃ食べられん」
中から突然、既に成長しきった檜太郎と3匹のおともが登場。話のショートカットがすさまじい

(沓澤真二)

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