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ニコンブランドからスマホ専用メガネレンズ発売 下部の度数が異なる設計で目の筋肉をサポート

レンズ全体にブルーライトカットコートを採用し、目への負担を軽減。

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 ニコングループでメガネレンズ製品を担うニコン・エシロールから、スマートフォン専用レンズ「ニコン シフトオン」が発売されました。スマホの使用による目への負担を軽減する設計がなされています。

 特長の1つは、中心から下方に施された「スマート・ブースター」設計。画面を見るときに負担がかかる、「ピント調節筋(毛様体筋)」なる目の筋肉の働きをサポートする仕組みです。同社に問い合せたところ、下方の度数を変えることで実現したとの回答でした。

下部の度数を調整して画面を見やすく。スマホを使うときって、視線を下に落としがちですしね

 レンズ全体にはBECコートを採用し、画面から発せられるブルーライト(青色光)を低減。まぶしさやちらつきを抑えるうえコントラストを向上させ、画面を見やすくするとしています。

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疲れ目の原因とされるブルーライトも低減

 同社は眼鏡光学出版の「眼鏡DB(データベース)2016」をひもとき、長時間のスマホ使用によりピントが合いにくくなる「スマホ老眼」の症状を感じる若い女性が増えていると説明。コンタクトレンズユーザーや、普段メガネを使用していない人にも推奨しています。

(沓澤真二)

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