神戸アニメストリート社長が謝罪 イベント出展者への売上未払い問題受け
「このまま私がこの神戸アニメストリートの運営を続けることは許されないと判断」したともコメント。
神戸アニメストリート(兵庫県神戸)がイベント出展者に売上金を支払っていないと取引先が指摘していた問題について、同社が謝罪文を公開しました。
この問題は、「創作工房」の社長が約200万円のイベント売上金を踏み倒されそうになっているとブログで訴えて話題に(関連記事)。2015年8月に開催したイベントの売上金215万円の振り込みに遅延が発生し、神戸アニメストリート側に問い合わせると不誠実な対応をされたと訴えていました。他にも複数の企業が同様の被害にあっているとしています。
神戸アニメストリートの岸健介社長は「このような状況に至ったのは、まずもって企業の責任者である私の不徳の致すところ」とし、創作工房などの取引先に迷惑をかけたことや不適切な対応を取ったことは「大きな間違いであった」と謝罪。岸氏個人の対応にも問題があったなどの批判についても真摯(しんし)に受け止めて対応するとしています。
同氏は「このまま私がこの神戸アニメストリートの運営を続けることは許されないと判断」したと語り、「これら一連の責任を重く受け止め、皆様にお約束した内容をやりきること」が現時点での最大の社会的責任の取り方と考えていると述べています。
謝罪文
この度は、弊社の未払金によって様々なご迷惑をお掛けしていることについて、代表取締役社長である私、岸より皆様にご説明とお詫びを申し上げます。
このような状況に至ったのは、まずもって企業の責任者である私の不徳の致すところであり、創作工房様をはじめ各取引会社様スタッフの皆様そしてその他多くの方々に対し、これほどまでに大きなご迷惑をおかけしてしまったこと、さらに不適切な対応をとっておりましたことは、大きな間違いであったと深く反省しております。心よりお詫び致します。
加えて、私個人の対応に問題があるというご指摘もございました。
さらに神戸アニメストリートで頑張ってらっしゃる他テナント様に対しての責任所存の考え方についてのご指摘も頂戴しました。
これらのご批判すべてを真塾に受け止め、誠意を持って対応させて頂きます。
そして、私自身のあり方を根本的に見直していく中でこのまま私がこの神戸アニメストリートの運営を続けることは許されないと判断しております。
今回の件に対して、速やかに対応できず、非常に大きな混乱を招きましたことは、私自身の判断の甘さによるものです。
私から本件に関してきちんとした説明をするのに、このように時間が掛かってしまったことを、本当に申し訳なく思っております。
これら一連の責任を重く受け止め、皆様にお約束した内容をやりきることこそが、私にできる現地点での最大の社会的責任の取り方であると考えております。
この度は各方面の皆様に多大なるご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ございませんでした。
深く反省し全力で問題解決に取り組ませて頂きます。
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