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源氏物語とコラボした万年筆「玉鬘」登場 インク「瑠璃君」「山吹の細長」も

「玉鬘巻」の巻末の「衣配り」(きぬくばり)と呼ばれるシーンをもとにした万年筆が登場しました。

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 セーラー万年筆と筆記具の専門店「KINGDOM NOTE」から、「源氏物語」をテーマにした万年筆「玉鬘」が発売されました。これまでも、生物の色シリーズのインク(関連記事)や京野菜シリーズの万年筆(関連記事)を発売していましたが、今回は古典文学の世界へ。


玉鬘

 源氏物語の「玉鬘巻」の巻末の「衣配り」(きぬくばり)と呼ばれるシーンをもとに作られたもの。光源氏が35歳のとき、六条院・二条東院に住まわせている女性たちに、ふさわしい正月の衣装を送る場面です。

玉鬘

 万年筆のデザインはこの場面に登場する7人の女性の衣装の襲(かさね)をイメージしています。ペン先には着物の衣装の柄が刻印されおり、衣配りの衣装の色と作中の歌やエピソードをイメージしたカラーで作成。万年筆のカラーリングは着物の襟元や裾から色がのぞく様子をイメージしているそうです。

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ペン先には山吹の花の刻印

付属の畳のインク置きも渋くてステキ

 価格は4万2120円(税込)。源氏物語をモチーフにしたインク「瑠璃君」「山吹の細長」(各2160円・税込)も販売します。取り扱いはKINGDOM NOTE店鋪とECサイトで。


インク「山吹の細長」

インク「瑠璃君」

姫野ケイ

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