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音楽系4団体が高額転売対策として公式チケットリセールサイト開設 登録時に身分証で本人確認
画期的。
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日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体は、イベントチケットを2次売買できる公式のチケットトレードリセール「チケトレ」を、5月10日12時よりプレオープン(正式オープンは6月1日12時)すると発表した。この4団体は、2016年8月にもチケット高額転売取引問題の防止を求めて共同声明を発表していた(関連記事)。
定額取引に限定し、紙チケットから取り扱いを行う。4団体は“本当に行けなくなった時の救済措置を作って欲しい”というユーザーのニーズを背景に、業界公式のリセールシステム構築に向け話し合いをすすめていたという。なお、サイトの運営はチケット販売大手のぴあが行う。
チケトレでは利用者間のトラブル防止のため、会員登録時に身分証などによる本人確認を行う他、代金のやりとりにチケトレの事務局が介入し、公演終了後までチケトレ側が代金を預かる仕組みをとる。購入者が偽造チケットや出品者都合によるチケット破損・紛失・未着によって公演に入場できなかった場合は、事務局が代金と手数料を全額返金。また名義が異なる人でもスムーズに入場できるよう、購入時にはチケトレで購入したことを示す購入証明書を発行する。
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チケット転売を巡っては、4団体共同声明にX JAPANのYOSHIKIさんなどが賛同を表明した(関連記事)他、オリエンタルラジオの中田敦彦さんが転売対策のシステムをブログで公開(関連記事)するなど、音楽業界以外でも関心が高まっていた。
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