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プロレスゲームの金字塔「ファイプロ」が待望の復活 PC版が7月11日にSteamで配信

「早期アクセスゲーム」として先行配信しつつ、初となるオンライン機能を調整。今のうちに「組み合うタイミング」を思い出しておかないと。

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 伝説のプロレスゲーム「ファイヤープロレスリング(ファイプロ)」が、「Fire Pro Wrestling World」として12年ぶりの復活。スパイク・チュンソフトから、PC版がSteamで配信されることになりました。

ずっと待ってた!
有刺鉄線ボードや金網などデスマッチルールも豊富

 1989年発売のPCエンジン版以来、スーパーファミコンやプレイステーションなどさまざまなハードで展開されてきた、旧ヒューマンの看板タイトル。「相手と組み合った瞬間にボタンを押す(初期作品では「組んで腰を落とした瞬間」)」技のかけかたが大きな特徴です。このタイミング勝負に勝ったほうが技をかけられるシステムは、それまでの連打勝負に終始しがちなプロレスゲームとは一線を画すものでした。

接近し「手が合った瞬間」に一番近いタイミングでボタンを押したほうが技をかけられる

 傍系作品を除くと2005年の「ファイプロ・リターンズ」(プレイステーション 2)以来となる今作は、基本システムはそのままに新たなアクションや技を追加。チョップ合戦やダッシュリングイン、相手の必殺技を一度だけ出せる「掟破り」など、試合を盛り上げる要素が盛り込まれています。

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互いにチョップやエルボーを打ち合う、打撃合戦をフィーチャー
長らく採用されていなかったロープエスケープも

 自分好みのレスラーを作成できるエディットモードも魅力の1つ。能力値や技を自由に決められるのはもちろん、CPU操作時の行動ロジックまで細かく設定できます。手堅く技を決める強い選手を作ることもできますが、工夫すれば「魅せる」試合運びをする選手も作成可能。こうしてCPU同士の試合を観戦するのも楽しかったりします。

チョップ1つとっても、袈裟切りチョップやローリング袈裟切りチョップ、水平チョップなど多彩なバリエーションがある
CPUがレスラーを操作した場合どの技を出すか、状況別に割合を調整できるロジック設定。旧作で遊んでいたころ、大技やリスクの少ない(外れても転ばない)技の頻度を高くすると、友人から「このレスラーしょっぱい(つまらない)」などと苦言を呈されたものです

 シリーズ初となるオンライン対戦や、ユーザー間でエディットレスラーを交換する機能も。なお、今回の配信形式は「早期アクセス」で、正式配信となるまでオンラインまわりの調整をしながらの販売となります(最終的にはアップデートで製品版と同等の内容に)。価格は2000円(税別)で、7月11日配信開始。発売日などは未定ですが、プレイステーション 4版も予定されています。

(沓澤真二)

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