「少女終末旅行」がテレビアニメ化 2人の少女が荒廃した世界を旅するディストピアファンタジー
米ロサンゼルスで開催中の「Anime Expo 2017」で発表されました。
新潮社のWebコミックサイト「くらげバンチ」で連載中のマンガ『少女終末旅行』(つくみず)のテレビアニメ化が決定しました。米ロサンゼルスで開催中の「Anime Expo 2017」で発表されたもの。
同作は、人間社会が崩壊し、ほとんどの生き物が姿を消してしまった世界を、ドイツの半装軌車「ケッテンクラート」に乗った少女チトとユーリが旅するディストピアファンタジー。発表に合わせて、荒廃した世界を進む2人の姿が描かれたティーザービジュアルが公開されており、公式サイトや公式Twitter(@girls_last_tour)も開設されています。
監督は尾崎隆晴さん、シリーズ構成は筆安一幸さん、キャラクターデザインは戸田麻衣さん、アニメーション制作はWHITE FOXが務めます。キャストや放送開始時期などは今後明らかになります。
廃墟となった終末世界を流浪する二人の少女チトとユーリ。絶望、不安、混沌・・・・いや、そこにやって来たのは静かなる日常、想像力を揺さぶる発見の旅。耳を澄ませば誰にも聞こえてくる生命の響き。
「少女終末旅行」は少女二人が純粋に今を感じ、日常を過ごしていく癒しの物語です。
誰もいなくなってしまい、社会や人とのしがらみもなく、そこには終末世界に残されたものの使命感、義務感なども全くない・・・。
「あ~なんか温泉入りたい気分。じゃあ、すぐ行こう!気楽にね!」
複雑で、騒がしい今の世の中に少し疲れを感じている方は是非、彼女たちの日常を覗き見しながら一緒に旅してみませんか?
旅は想像力が掻き立てられます。廃墟に残された過去の欠片から、そこにあった価値あるものが必ず見つかると思います。今まで気づかなかった身近な大切、優しさだって見えてくるかもしれません・・・。
まったり、ほっこり、とした安らぎの時間、「少女終末旅行」で描けたらと思います。
二人の旅の応援をお願いします。 ―― 尾崎隆晴監督のコメント
関連記事
どう生きるべきか 『少女終末旅行』つくみずは問い掛ける
初のオリジナル作品でデビューしたマンガ家・つくみずさん。ディストピアな世界でほのぼのと生きる少女チトとユーリの物語を描いた『少女終末旅行』の魅力に迫る。「メイドインアビス」がテレビアニメ化 アビス(=大穴)を探窟する少女と少年型ロボットの物語
「ブラック・ブレット」「おしりかじり虫」の小島監督×キネマシトラスのタッグでファンタジックな世界観をアニメ化。市川春子「宝石の国」がテレビアニメ化 10月放送
オレンジ製作の3Dアニメーション。「響け!ユーフォニアム」完全新作映画の制作が決定 しかも一挙2作品!
1本は山田尚子監督もう1本は石原立也監督が担当。「キノの旅」新作アニメシリーズが今秋放送決定! 監督・田口智久、制作・Lercheに
この秋は豊作だ!アニメ「魔法陣グルグル」、7月11日からテレ東ほかで放送開始! 「総裁」「ルンルン」など声優の追加発表も
「総裁」役には石田彰さん、「ルンルン」役には大西沙織さんを起用。「文字通り、身が粉になってしまいました」 アニメ「フルメタル・パニック!Invisible Victory」が2018年春に放送延期
3期からもう10年以上待ってるからまだ耐えられる……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.