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インターネットを席巻する“フリー素材の巨乳美女”は何者か フリーランスのグラドル「茜さや」さんに話を聞いた(2/3 ページ)

“フリー素材美女”のバックボーンを探りつつ、フリーランスとしての苦労や、フリー素材としての実情などを聞いてみました。

フリー素材として

―― どういう経緯で「ぱくたそ」のフリー素材になったんですか? サイト上で募集はしていたようですが……。

茜さや: 共通の知り合いの方から声をかけてもらって、そのまま「良いな」ということで採用されました。

 とはいえフリー素材なので「写真の仕事が来なくなっちゃうんじゃないか」と最初は悩んでました。でも、普段の仕事はグラビアが好きな人にしか見てもらえないですけど、企業の人とかにも見てもらえるし、無料だから拡散力はすごいし、「ぱくたそ」さんのPVもすごいので、それで決めました。

―― 募集のページには写真の権利を「ぱくたそ」に譲渡する事などが書かれていますが、やはりフリーランスだからこそフリー素材になることができたという側面もあるのでしょうか?

茜さや: それは大きいかもしれない、確かに事務所に入ってると難しいと思います。事務所によって違うかもしれませんが、権利についてはきっちり決めているところが多いので。

―― 今でも撮影してるんですか?

茜さや: そうですね、最近は行政とのコラボもやっていて、直近だと雪山で撮ったスキーの画像があって、今度は温泉地で撮った浴衣姿の写真が出るんです。それも終わったらまた次の撮影が始まる感じです。

「ゲレンデ中のメンズを虜にしたスキー女子」

―― 初めてあった人から「ネットで見たことある」とか言われたりします?

茜さや: あー、言われますね。メイクにもよるんですけど、薄いメイクだと言われる可能性が高いです。ダーツの仕事なのかフリー素材なのか、どこで見てもらったのかは分かりませんけど、飲食店でこっちを見ながらヒソヒソ話されたりします。

―― ネットやってて自分の写真を見たりとか……。

茜さや: しますね。「クリックしたらどういうところに飛ぶんだろう」とかやっぱり気になるので。「こういうとこで使われてたよ」って友達とかお母さんからURLが送られてきたりします。

―― どの写真が好きですか?

茜さや: やっぱり一番使われているパイスラの奴です(笑)。

お気に入りはやっぱりこれ

――想定外な写真の使い方をされたことはあります?

茜さや: これは違反になったケースですが、顔だけ私で身体が全然違うっていうことがありました。それは規約としてダメなので。

――違反になった場合ってどういう処分になるんですか?

茜さや: (「ぱくたそ」側が)連絡してくださって、削除してくれるまで対応してもらいました。

フリー素材化のデメリットはほとんどない

――フリー素材になって良かったことはありますか?

茜さや: イベントに行った時に「あれ、フリー素材の人だよね」みたいなこともありますし、グラビア撮影のスタッフにフリー素材やってるってことを気づいてもらえたりします。あと、フリー素材を見てもらうことで「ウチの会社のアイキャッチやってください!」というお話をもらえたり……いろんな所で気づいてもらえるので、知名度はすごく上がってるみたいです。フリー素材を始めたことで、逆に仕事が増えた気がしますね。フリー素材をきっかけにして「こういうのを撮りたいからモデルになってください」とか「会社の物を持って写真を撮らせてください」とか、そういうお話をいただいたりもします。

―― 逆に嫌だったことってあります?

茜さや: うーん………嫌だったこと……(20秒ほど考え込む)。

―― ……そんなに少ないですか?

茜さや: 少ないですね……メリットだらけかもしれない。最初は仕事が減るかも、と思っていたんですがそういうこともなく。カメラマンさんもキレイに撮ってくれてすごいですし、メイクさんも完璧だし、いい写真ができるので。

―― 「ぱくたそ」さんは写真が本当にキレイですよね。写真はどういう流れで撮影されているのでしょう。

茜さや: 「こういう風に撮ります」という構成を決めて、当日はそれに沿ってバンバン撮っていくんです。写真のキレイさはフリー素材をやることを決めた理由の1つになったぐらいです。モデルの意見もすごく聞いてくれていて「コレやりたい」と言ったらやってくださるし、こちらの希望も聞いてくれます。

写真の美しさも「ぱくたそ」の魅力の1つ

―― 「ぱくたそ」さんの写真の中には、一風変わった写真があったりするのですが、テーマはどういう風に決まっているのでしょう。

茜さや: あー。ナイフ持ってるやつですか?(笑)

「凶器を持った囚人美女」という写真。どこで使うんだろう……

―― それもそうですが(笑) 茜さん以外にも一風変わったものがありますよね。

茜さや: モデル側も皆がアイデアを出しあって決めているので、変なものはその段階で決まったものが撮影されているんだと思います。でも、意外と使われてたりするので面白いですよね。話題性があるネタを使ってバズらせるという狙いもありそうですけど。

やくみつるさんっぽい人がポケモンGOっぽいゲームをする写真も(関連記事

―― 今後フリー素材でどういう写真が撮りたいとかあります?

茜さや: 今まで着たことがない格好がしたいですね、ナースはやったので、女医とか。

―― コスプレは好きなんですか?

茜さや: 好きです。リクエストがあって一回だけイベントで「あの花」のめんまをやったんですけど、アニメが好きなので申し訳ないんですよ。可愛すぎる子は申し訳ないからやりたくなくて、めんまも好きすぎて本当は嫌だったんです。やっぱり3次元って超えられないじゃないですか。

困り顔のめんま

―― やってみたいコスプレってあるんですか?

茜さや: すーぱーそに子と『NARUTO』のヒナタがやりたいですね。すーぱーそに子はムチムチしてて自分の体形とも合ってるので。でも、機会があまりなくて……。

―― コミケや超会議でコスプレしてみたいとか、そういう思いはあります?

茜さや: やってみたいですけど、やっぱり勇気がないです。コスプレの人にはお会いしたことがないので知識もないですし。でも今度コミケでROMを売るかもしれないので、そこでコスプレの人を見たいと思ってます。

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