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映画「東京喰種」ジャパンプレミアに窪田正孝ら、原作者からの似顔絵も 大泉洋「マドクレの見てくれが……」

「相当ですよ、あの顔は。(原作者の)石田先生ももう少し実写化することをイメージして描かないと」と、大泉節がさく裂。

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 映画「東京喰種 トーキョーグール」のジャパンプレミアが7月10日に開催。レッドカーペットセレモニーと舞台あいさつに窪田正孝さん、鈴木伸之さん、桜田ひよりさん、蒼井優さん、大泉洋さん、小笠原海さん、白石隼也さん、相田翔子さん、柳俊太郎さん、前野朋哉さん、萩原健太郎監督が登壇しました。


レッドカーペットセレモニーで笑顔を見せる窪田正孝さんらキャストの面々

 主人公・カネキを演じた窪田正孝さん。ワールドプレミアイベントでLAに行ってきたそうで「びっくりしたのが、監督とプロデューサーが英語ベラベラだったんですよ。僕は英語がしゃべれないから(日本語で)『東京喰種好きですかー?』って呼びかけたら、『イェー! フー!』ってなって、『あ、日本語分かるんですね』って。好きなものから、日本の文化を知ってくださる部分があるんだなと思いました。あと、カネキ(のコスプレをした人)が40人くらいいて」と振り返りました。


カネキを演じた窪田正孝さん

カネキについて「読書が好きで冴えない男の子だけれど、真っ白で何もないところが逆に魅力」と語った窪田さん。一方、カネキが憧れる女性・利世を演じた蒼井優さんからは、自身の役を「漆黒のような黒さ。カネキくんがちょっとつつけば引っ掛かってくれて(笑)、楽しかった」とのコメントが

 喰種捜査官の真戸呉緒を演じた大泉洋さん。この日、自身の役を略して“マドクレ”と呼び、「原作を読んだんですけど、まあ、マドクレの見てくれがひどいというか……(笑)。相当ですよ、あの顔は。(原作者の)石田先生ももう少し実写化することをイメージして描かないと。私が発表になったときは、ネットでは『大泉じゃない』という意見も出たようですが、それはそうだろうと思います。でも、中には『ぴったりだ』『まんまだ』って言う人もいて。ぴったりではないです」と、ぼやき多めにトークを展開して会場を沸かせました。

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「正直、あの顔には寄せようがない。あまりにもはまっているといわれるのも、ちょっと違うんだよなっていう思いもあるビジュアルですね。マドクレは」とぼやく大泉さんに会場は大爆笑

 この日は、原作者の石田スイさんが窪田さんをモデルに描き下ろしたカネキのイラストが舞台に届けられるサプライズがありました。


イラストを受けとって「やばい……」と驚く窪田正孝さん

石田スイ先生が描き下ろした窪田正孝さんのイラスト。登壇者たちからも「すごい」「めっちゃかっこいい」と感心する声があがりました

 自身が描かれたイラストを受け取った窪田さんは「僕、顔中ホクロだらけなんですけれど、ほくろもちゃんと定位置に描いてくださっていて」と喜び、忙しい中でイラストを描いてくれた石田先生に感謝の言葉を述べました。

 このサプライズに対し、大泉洋さんは「実は僕も、撮影中に石田先生が僕をモデルにしたマドクレのイラストを描いてくれたんですよ」と告白。しかし、納得いかないところがあったようで、「先生は、僕の顔を『水曜どうでしょう』を見て描いたらしく、すごい間抜けな顔をしていて、イマイチかっこよくないんですよ。こういうのがよかったなあ」とうらやましげ。その後、窪田さん以外のキャストについても石田先生がイラストを描き下ろし、公開初日からの入場者プレゼントになることが発表されると、大泉さんは「本当に『水曜どうでしょう』じゃない、今の写真を送らないとやばい」と声をあげていました。


大泉節全開だった舞台あいさつに、周りの登壇者たちも大笑いでした

 石田スイさん原作の人気コミックを実写映画化した映画「東京喰種 トーキョーグール」。人の形をしながらも人を喰らう“喰種(グール)”が潜む東京を舞台に、喰種の臓器を移植され「半喰種」になってしまった少年・カネキ(窪田正孝)が熾烈(しれつ)な戦いに巻き込まれていくストーリー。7月29日に公開予定です。

「東京喰種 トーキョーグール」特別予告
(C)2017「東京喰種」製作委員会 (C)石田スイ/集英社

田下愛

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