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鉄道グッズの日車夢工房、2017年内に閉店
18年の歴史に幕。
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鉄道グッズ製造販売老舗の日車夢工房が2017年12月31日に閉店することが分かった。
日車夢工房は、JR東海の子会社で、2027年の開業を目指すリニア中央新幹線(超電導リニア)などを手掛ける鉄道車両製造大手の日本車両製造が運営していることで知られる。「鉄道への夢をかたちに」をテーマに、1999年の開店から18年、多くの鉄道ファンの心に響く商品を提供してきた。大手紙などによると「ライバル過多による不採算と本業の不振が原因」とされ、同社は「知名度を上げる役割はある程度果たした」と説明している。
C57180号機蒸気機関車「ばんえつ物語号」 鉄道模型(YouTube/日車夢工房の宮坂達也氏)
営業は、楽天市場やえきねっとなどのインターネット販売店舗は2017年12月31日23時59分まで。電話受付販売は同年12月25日17時まで。ただし、福袋などの一部商品のネット販売のみ2018年1月上旬まで行う。
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閉店まで順次セールを開催する予定としている。
なお、親会社のJR東海は10月12日、鉄道放出品販売サイト「JR東海鉄道倶楽部」(関連記事)を開設している。JR東海グループによる鉄道ファン向け施策が途絶えてしまうわけではないようだ。
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