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漫画『おもたせしました。』刊行記念イベントで「ヒゲ描き会」実施 ヒゲの描き忘れを手描きで足す柔軟な対応

サインではなく“ヒゲ”を描いてもらえるとか新しい。

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 小沢高広さんと妹尾朝子さんによる2人組漫画家・うめ先生による漫画『おもたせしました。』。そのコミックス第2巻の刊行を記念したイベントにて、サイン会ならぬ「ヒゲ描き会」が行われます。すごい斬新だ……。

その発想はなかった……!

 『おもたせしました。』は、月刊コミック@バンチにて連載中のグルメ漫画。仕事柄さまざまな人のところへ訪問する主人公・寅子が生きがいとしているのは、その際必ず“手土産”を持っていくこと。実際にあるお店の手土産が毎話登場し、「おもたせですが」とその名物料理をごちそうされてしまう寅子と、それを一緒に味わう人たちとの交流が文学などを交えて描かれます。

「おもたせしました。」2巻(Amazonより)

 今回の「ヒゲ描き会」は、第2巻の初版136ページに登場するキャラクター(若先生)にあるはずのヒゲの描き忘れが発覚したことが発端。するとうめ先生は10月26日、おわびツイートの中で謝りつつ「とりあえず、こちらのイベントに来られる方でご希望の方には、その場で、ヒゲを手描きします」と、予想外かつ柔軟な対応を発表しました

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 ちなみに電子書籍版は近日元のデータが「ヒゲ有りに差し変わるはず」とのことですが、購入者の中で「どうしても、と言うことであれば、端末に直接、油性マジックで描くことも検討します」としています。対応力高すぎる……!

136ページ専用の端末になりそう

 11月8日に東京都新宿区「la kagu(ラカグ)」にて開催される同イベントでは、うめ先生お2人に加えて、以前より親交がある作家・長嶋有さんもゲストとして参加。美味しい漫画や文学についてのトークがメインとなっています。

 また作中に登場する「おもたせグルメ」が参加者にプレゼントされる予定で、さらに冊数限定で第2巻の作者サイン本も販売予定。ヒゲを描いてもらうのも楽しそうですが、いろんな意味でおいしいイベントとなりそうです。

 イベントチケット申込みはパスマーケットで受け付けていて、価格は2000円です。

作品はコミックバンチwebにて試し読みできます

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