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「Wake Up, Girls!」田中美海も出席! 「東京アニメセンター in DNPプラザ」が10月28日にリニューアルオープン(1/2 ページ)

田中美海「世界に向けて『日本のアニメはすんごいんだぞ!』ともっともっと知ってもらえるように、私からも発信できるよう頑張りたいです」

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 日本のアニメ文化を発信する施設「東京アニメセンター in DNPプラザ」(東京・市ヶ谷)が10月28日にリニューアルオープンすることを記念し、10月27日にオープニングセレモニーと記者発表が行われました。セレモニーにはアニメ「Wake Up, Girls!」で片山実波役を務める声優の田中美海さんらが出席しました。

テープカットに参加した声優の田中美海さん

 2006年から2017年まで東京・秋葉原UDXで運営されていた「東京アニメセンター」がリニューアルしたもので、日本動画協会と大日本印刷(DNP)が共同運営していきます。

10月28日にリニューアルオープンする「東京アニメセンター in DNPプラザ」
テープカットの様子

 リニューアルに際して日本動画協会の石川和子理事長は「日本のアニメーション文化発信拠点」「アニメーション最新情報発信拠点」「アニメーション関係者交流拠点」「次世代人材育成拠点」「産業観光拠点」という5つのコンセプトを守りながら、アニメ業界のさらなる成長や地域での展開、海外からのインバウンドにも対応できる新たな施設として「業界の発展に寄与していきたい」とあいさつしました。

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日本動画協会の石川和子理事長

 またDNPの浅羽信行執行役員は、世代や国境を越えてファンの期待に応える「企画展」、声優や監督、アニメーターといった憧れの人と交流できる「ライブ・イベント」、ARやVRといったDNPの最新技術を活用した「新しい作品体験」、独自セレクトした商品とともに「オリジナルグッズ」の先行販売などを主軸に、「日本のクリエイティブ業界をもっと盛り上げていきたい」と展望を語りました。

DNPの浅羽信行執行役員

 イベントにはタツノコプロの桑原勇蔵社長も出席し、10月28日から11月27日まで開催される企画展示「タツノコプロコレクション2017-創立55周年特別企画-」についての説明を行いました。

タツノコプロの桑原勇蔵社長
同じくイベントに出席した寺田好孝新宿副区長

 同じくイベントに出席した「Wake Up, Girls!」のメンバーの田中美海さんは、人生初だというテープカットで緊張した様子を見せつつ、見事大役を果たしました。また秋葉原時代の「東京アニメセンター」にも行ったことがあるという経験から「(秋葉原より)さらにパワーアップした展示がありますし、世界に向けて『日本のアニメはすんごいんだぞ!』ともっともっと知ってもらえるように、私からも発信できるよう頑張りたいです」と話しました。

「Wake Up, Girls!」のメンバーの田中美海さん
緊張の初テープカット

 気に入っている展示については大好きなアニメだという「KING OF PRISM」のヒロさま(速水ヒロ)のスタンディ(立て看板)をあげ、「お出迎えしてくれたのがうれしくて! ファンの皆さんも喜んでくれると思います」と笑顔を見せました。

かわいらしいWUGポーズ
うんめぇにゃ~ポーズもバッチリ

 またトークイベントにはイラストレーター兼キャラクターデザイナーの吉田すずかさんもアクビちゃん(「ハクション大魔王」)のツボを手に登壇。「アラピン・カラピン・スカンピン!」とアクビちゃんの呪文を唱えて場を和ませつつ、「タツノコプロが(企画展の)第一弾なんてとってもうれしいです。昭和の時代から平成の時代へたくさんの作品に込められた夢を多くの人に見ていただきたいと思います」と語り、描き下ろしたというアクビちゃんのイラストも公開しました。

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イラストレーター兼キャラクターデザイナーの吉田すずかさん
描きおろしのアクビちゃん
とってもキュート!
田中さんはアクビちゃんを見て「かわいい!」と笑顔

 イベント終了後、メディア向けに公開された内覧会ではさまざまな作品の原画や台本、衣装などがところせましと展示されており、貴重な資料には報道陣からも「すごい」という声があがっていました。

ポスターにはDNPの新技術「変幻灯」を採用。プロジェクションマッピング技術で動いているように見える

 筆者が注目したのはアニメーター体験ができるブースで、プロが使う道具「動画用紙」や「タップ」(用紙をずれないように固定する器具)などを使って、実際にイラストのトレース体験ができる他、ペンタブレットを使ってデジタルでも体験ができます。

アニメーター体験ができるブースを体験する筆者

 ブースの担当者は「各テーブルに配置したタブレットで各用具の説明やトレースの仕方などについて学ぶことができる」と説明。将来的にはオンラインでもこうしたアニメ技術について学習できる環境を整備したいとの考えを明かし、「こうしたコンテンツを拡充することにより、アニメの制作現場の即戦力を育成していきたい」と語りました。

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