クレカの使用履歴はマメに確認を! 怠っていたばかりに不正使用でじわじわ損害を被った体験談が恐ろしい
盗難・紛失保険の適用期間は届け出から60日前まで。不正使用の発見が遅れると補償を受けられない場合があります。
漫画家のひらふみちゃん(@hirafuming)さんが、クレジットカードの不正使用被害に遭い、一部始終を漫画としてTwitterに公開しました。本人は「うっかりしている人向けの啓蒙」としていますが、誰もが気を引き締める意味で、一度は確認すべき内容となっています。
作者が久々に記帳したところ、カード番号が流出していたらしく、身に覚えのない買い物が累計で50万円分あることが発覚。通帳には月々のクレジット決済額がまとめて表記されるため、なかなか気付かなかったといいます。さらに多忙により通帳記入を怠り、ここ半年は預金を引き出した際の残高しか確認していなかったため、残高の減り具合に違和感を覚えながらも、不正使用に気付けなかったようです。
そしてあらためて記帳された内容を見ると、10万円以上のの引き落としが2カ月続いていたことが判明。ここで作者がクレジットカードの使用履歴を確認したところ、不正使用が1月ごろから続いていたことが分かりました。被害額は3000円程度に始まり、その後毎月微増。8月には3万円、9月には10万円と、持ち主が気付いているか否かを推量しながら使用額を増やしていくという手口が、履歴からありありと分かります。
作者はカードの停止や口座の凍結といった処置を行いましたが、カードの盗難保険は適用期間が届け出から60日前まで。不正に使われた50万円はほぼ戻らなかったとのことです。
作者は「日々の生活に疲れて金の流れの目視を怠った」と反省。銀行に行くヒマがなくともカードの使用履歴は会員ページで確認できますし、専用のスマートフォンアプリを提供しているカード会社もあるので、これらを活用してマメに確認するべきでしょう。
(沓澤真二)
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細かな傷には強いんだけどね……。
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