俺の知ってる刀鍛冶と違う! 子どもの養育費とかの愚痴がすごい「刀神工房」のドキュメンタリーが匠の威厳ゼロ
「動画投稿はじめたけど伸びない」「息子は私立に行くし……」
日本の伝統文化である刀鍛冶を紹介した海外ドキュメンタリーっぽい動画「刀神」が公開された……のですが、その内容がなんだかおかしなことになっています。
全編英語のナレーション付きで日本に存在する「TOU-SHIN」と呼ばれる刀鍛冶を追った内容。「日本刀が売れない時代だけど子どもたちに明るい未来を残したい」とシビアな現実を語っています。
ところが作っている刀をよく見ると、明らかにRPG風な「X狩刃(X-KARIBA)」や剣先がビールの栓抜きになっている「酒場刀(SAKABA-TOU)」など妙なものばかり。最近はコスプレイヤー向けのレンタルに需要があって、SNSにハッシュタグ付きで投稿してもらって宣伝してるそうです。そ、そうなの……?
最近の悩みは投稿した「刀作ってみた動画」の再生数が伸びないこと。「豊洲にマンション買っちゃったし、息子は私立に行くし、娘はピアノ始めるっていうし、来年もう一人生まれるし……この先不安」とやたら現実的な愚痴まで言い始めます。なんだこの威厳ゼロの匠!
刀神は(主に金銭面で)将来が不安だからこそ「TOU-SHIN KO-BO」を続けていくと宣言。散々なんのこっちゃわからない話を聞かされてナレーションも「TOU-SHIN KO-BOとはつまりなんなのだろうか」と連呼して終わっています。こっちも同じ気持ちだよ!
最後に映し出される看板に書いてある文字は「刀神工房」ではなく「投信工房」。実は刀神はずっと松井証券の「投信工房」で資産運用をして将来の不安に備えている、ということについて話していたみたいです。先日、SNSを騒がせた「とうしんこうぼうってなに?」(関連記事)もこのことを言っていたんですね。
「投信工房」はロボアドバイザーがお金の運用をサポートしてくれるサービス。サービスの利用料は無料なので、無計画に豊洲にマンションを買っちゃう刀神のような人でも手軽に始められるとのこと。特設サイトで詳しく紹介されているので、初めて「とうしんこうぼう」を知ったという人もチェックしてみよう。
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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2017年11月26日
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