ガシャ誤表記で炎上中の「ドラゴンボール ドッカンバトル」、原因はメモリ関連のエラーと発表
誤表記を発端として、「ユーザーごとに提供割合を操作しているのではないか」という疑惑にも発展していました。
ガシャの誤表記が発端で炎上に発展していた、スマートフォン用ゲーム「ドラゴンボール ドッカンバトル」ですが(関連記事)、11月15日23時15分、ゲーム内のお知らせを更新し、今回の誤表記について「メモリ管理プログラムのエラー」であったと正式に発表しました。また一部でささやかれていた「ユーザーごとに提供割合を操作しているのではないか」との疑惑については、「そのような事実(提供割合の操作)は一切ございません」と、あらためて否定しています。
そもそもの発端は、11月14日深夜のメンテナンス後、一部のガシャにおいて、ユーザーごとに出現キャラ表記が違うという不具合が発生していたこと。本来排出されるはずのキャラが表示されていなかったり、ユーザーによって表示されるキャラの数や種類がまちまちだったりしたため、ネット上では「裏で“出るキャラ”や“出ないキャラ”を設定していたのが、誤って表に出てしまったのではないか」という疑惑へと発展していました。
お知らせによると今回の誤表記は、次回の新イベントに向けて準備していた「バージョン3.8.0」で発生していたもの。端末上のメモリを管理するプログラムに誤りがあり、その影響で、ユーザーごと、ないし同ユーザー内での「出現キャラ」画面の表示タイミングによって、異なる内容が表示されてしまっていたとのことです。また、エラーはあくまで「出現キャラ」画面の表示のみで、実際の提供割合に影響はなかったとしています。
併せて、今回のお詫びとして、全ユーザーに課金アイテムの「龍石」300個(約2万円分)を配布すると発表。また不具合発生期間中に当該ガシャを引いた分の龍石は後日全て返却するとのこと。
お知らせ内では一連の騒動について「この度はユーザー様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪。しかし、掲示板やTwitterなどでは「石300個で許してくださいてアホか」「(石を)配ればいいってことではない。まず説明をきちんとしろよ」など、依然として厳しい声も多くあがっています。
関連記事
「ドラゴンボール ドッカンバトル」ガシャ表示の不具合から提供割合操作疑惑へと発展 → 公式は疑惑を否定
ガシャの提供割合表示画面が、ユーザーごとに異なっていたのが原因。ソシャゲ感あるな チョコボールが「金のエンゼル」発生率の2倍キャンペーン実施中
チョコボールガチャ勢に朗報。モバクソ畑でつかまえて:「アイドルマスター ミリオンライブ!」更新終了が意味するもの “深く濃い”シリーズの異端児は何を遺したか
「ミリマス」とはどんなゲームで、なぜ終わらなければならなかったのか?GREE「アイドルマスター ミリオンライブ!」近い将来のサービス終了が決定 11月中旬に最終イベント開催
2013年からサービスを提供していました。スマホ版「KOF」景表法違反の疑いで訴訟問題に発展か さらに特商法違反も発覚
まさかKOFでこんなことが起きるなんて……。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.