「人間つくりましょう」 行き倒れた神獣を助けたら神通力で人間を作ることになった漫画がゆる気持ちいい(1/2 ページ)
ゆるい神さま最高。
行き倒れた神獣を助けたら、泥で人間を創造することになった漫画がゆる~い雰囲気で人気を博しています。何を言っているか分からないと思いますが、つまりそういうことです。
着物を着た娘がある日見つけたのは、行き倒れた謎の生き物。一つ目に角が生えた顔、巨体を支える6本脚と完全にこの世のものではありませんが、娘はためらいなく「おーい」と言いながら、生き物の瞼を「んべ」と引っ張って強制開眼させます。「ハッ」と驚き、「すいません 行き倒れてました」と話す生き物に、「では滋養のあるものをあげましょう」と草的な何かをもしゃもしゃ食べさせる娘。どんだけ肝座ってるんだよ。
すると、生き物は「人間の娘よ 良く聞きなさい」と立ち上がり、自身が古よりこの場所に住む神獣であることを明かします。なんでも盟約により「滅びゆく汝らに知慧と力を授けに来た……」のだそうです。しかし娘はちょっと申し訳なさそうな顔をしながら「あーごめんなさい 私人間じゃないので」とまさかのカミングアウト。思わず「まじで」とつぶやいた神獣に「ほら」とにゅるんとした尻尾を見せます。
「うーん まいったなぁ」と困り顔の神獣。というのも神獣が持っているのは“人間向けのデータ”で、“人間の少女らしき姿なのに実は人間ではないもの”には知慧と力を授けられないのです。
「一刻もはやくこの使命を果たせねばならないのに 一体人間たちはどこへ行ったのか」と困り果てる神獣をしり目に「あい わかった!!」と少女。むやみに探し回るのは得策ではないからと、「人間つくりましょう」とキラキラの笑顔で提案します。何その発想。
少女によると人間の原材料は「泥」。「ホンマかいな」という神獣のゆる~いツッコミを受けながら、神通力的な力で「人間になあれ!!」とゴポッとやれば、「おぎゃあ」と2本角にぴちぴちの尻尾、「人間」と書かれた模様がなんともエキセントリックな何かが爆誕。最後は「人間ってこんなのだっけ」とどこか他人ごとの少女に「いやあ……?」と何とも言えない神獣の顔で締めくくられています。
漫画を投稿したのは、pixivなどでも多数の漫画やイラストを投稿している赤井さしみ(@sas_akai)さん。「オーハッピーデー」と名付けられた今回の漫画には「『いやあ……?』の部分最高です」「女の子何者w」といったコメントのほかに、「人間もうほろびちゃったんじゃ……」「ヒトはどこにいってしまったんだろうね」「また新しい人間が生まれてしまったのですね……」といったリプライが寄せられています。
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