合成画像じゃないんですか!? レゴで作った“等身大ドラえもん”が現実感のない完成度(1/2 ページ)
声が聞こえてきそう。
レゴ認定プロビルダーのJumpei Mitsuiさん(@JUNLEGO)が作成した、“等身大ドラえもん”が圧倒的な完成度となっています。身長129センチの体を忠実に再現した存在感は、すごいの一言。
高校3年生のときに趣味で作ったというこのドラえもん。実物大で作ったことで分かったのは、「ドラえもんの頭は一般的なドアから出ないぐらいデカい」(出せなかった)ことだそうです。
レゴ製なので体の線はドット絵のようになっており、現実感のない光景になっています。ちなみに中がどうなっているか気になる人も多いと思いますが、ブロックで作った鉄骨風の補強が入っているとのこと。
せっかくなので、Jumpei Mitsuiさんにお話を伺ってみました。
―― 使用したブロックの数、種類と製作期間を教えてください。
Jumpei Mitsui:ブロックは4万ピース使用、制作期間は4カ月。99%以上基本ブロックで、目や尻尾など角度を変える部分でテクニックパーツを少数使用しました。
―― ドラえもんを作ろうと思ったきっかけは。
Jumpei Mitsui:元々ドラえもんが好きだったのですが、手元にあるブロックの中で青色が多くあったので、ふと作ってみたくなりました。
―― 制作にあたり苦労した点や、自分で気に入っている点はありますか。
Jumpei Mitsui:これほど大きな作品を作ったのは初めてだったので、強度を出しながら作るのに苦労しました。試行錯誤しながら内部に補強するための構造を作っていきました。また、思ったより頭のサイズが大きくて、完成後に家のドアから出ないことに気付き、少し崩して、何とか家から出した覚えがあります。
気に入っている点は基本ブロックだけで作った曲面の滑らかさです。世代的に馴染みの強い「大山のぶ代さん時代のドラえもん」のシルエットで制作したのですが、球体とはまた違った微妙な頭の形をうまく表現できたのではないかと思います。
―― 当時の周囲の反応はいかがでしたか
Jumpei Mitsui:当時「純LEGO」というウェブサイトをやっていたのですが、国内外からすごいアクセス数でした。半年後にTVチャンピオンに出たのですが、これがきっかけにもなったと思います。
この等身大ドラえもんに対しTwitter上では、「まるでマイクラみたいだあ……」「完成度再現度すごすぎる」「何でも極めると奥が深い」「すごすぎる」「すごいクオリティー」「大根おろせそう」といった声が上がっていました。
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