ディズニーファンのための祭典「D23 Expo Japan 2018」をマニアックに眺めてきた:オールディズニーが舞浜にやってきた3日間(2/3 ページ)
パークから映画まで、ディズニーの祭典に行ってきました。
そして2018年に3本も映画公開が予定されているのが、初作品「アイアンマン」から10周年を迎えた、マーベル映画です。アイアンマンやキャプテン・アメリカ、スパイダーマンなど、これらの作品は全て同じ世界観「マーベル・シネマティック・ユニバース」上でストーリーが繰り広げられており、2018年は3月に「ブラックパンサー」、4月には「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、そして夏には「Ant-Man and the Wasp(アントマン・アンド・ワスプ)」が公開される予定です。
D23 Expo Japan 2018にはマーベルスタジオの社長、ケヴィン・ファイギが登場。本人もD23メンバーであり「スタジオが買収される前から大のディズニーファンだった」と述べ、貴重な初公開映像を惜しげもなく発表していました。特に「インフィニティ・ウォー」では、アイアンマンからスパイダーマン、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーもとうとう集結。しかも公開はアメリカよりも1週間早い4月27日ということで、出演者からもD23 Expo Japanのために「必ず見てくれ!」というメッセージが寄せられました。
そしてピクサー/ディズニースタジオでも多数の発表が。この冬公開が決定したシュガー・ラッシュの続編「シュガー・ラッシュ:オンライン」において、歴代プリンセスが登場する爆笑シーンがお披露目され、3月16日に公開されるピクサーの「リメンバー・ミー」で、ミゲル役を演じる石橋陽彩さんが登場して劇中の曲を披露してくれました。
“魔法”を技術で表現「テーマパーク」新要素
ディズニーといえば、やはり「東京ディズニーランド」をはじめとするテーマパークが思い浮かぶでしょう。もちろんD23 Expo Japan 2018でも、テーマパークをメインにしたプレゼンテーションが開催されました。
まずは「東京ディズニーリゾート35周年特別記念プログラム」。このプログラムでは、東京ディズニーリゾートの35年間の歴史を振り返りつつ、思い出のパレードや季節ショーを振り返るという構成で、東京ディズニーリゾートファンは感動の涙。このプレゼンテーションでは4月15日からスタートする35周年のテーマ曲「Brand New Day」も特別に披露されるというサプライズも。
日本が35周年を先取りするなら、海外パークも“未来”を見せる――「ディズニーパークの魔法」では最新の情報を惜しげもなく発表し続けました。特に注目は、やはり2019年にディズニーランド/ウォルト・ディズニー・ワールドにオープンするスター・ウォーズをテーマにした「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」でしょう(関連記事)。
D23 Expo Japan 2018ではウォルト・ディズニー・ワールドに作られている新しいホテルを、パーク&リゾート チェアマンのボブ・チェイペック氏が紹介。なんとこのホテルは新たに作られるスター・ウォーズ世界のエリアと直結するホテルであるだけでなく、館内ではスター・ウォーズ世界に浸れるよう「コスチュームも貸与される」という発表があり、スター・ウォーズ世界への没入感を重要視していることがうかがえました。これは楽しみですね!
その他にも、カリフォルニアのディズニーランド・リゾートで新たにMr.インクレディブルをテーマにしたローラーコースター「インクレディコースター」が6月23日にオープンすること、さらにはパレードのフロートが追加されることが発表されました。
この他、ディズニーランド・パリにはアイアンマンとアベンジャーズのローラーコースターが、香港ディズニーランドにはアントマン・アンド・ワスプのアトラクションが、上海ディズニーランドにはトイ・ストーリー・ランドが登場するなど、多くの発表が行われました。
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