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ドワンゴ、VR向けの3Dアバターのファイルフォーマット「VRM」開発
対応アプリ全てで同じアバター(3Dモデル)データを使えます。
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ドワンゴがVR向けの3Dアバターファイルフォーマット「VRM」を開発し、オープンソースで公開しました。
VRMは対応アプリ全てで同じアバター(3Dモデル)データを使えるというもの。これまでVRやVTuber(バーチャルYouTuber)などの人型アバターは、アプリケーションや3Dモデルデータごとに独自のシステムを開発したり調整したりする必要がありましたが、VRMはこういった状況を改善する「プラットフォーム非依存の3Dアバターファイルフォーマット」を提案するものだとしています。
UnityでVRMファイルを読み書きする標準実装もオープンソースで提供。また「モデルデータ自体に対しての改変・再配布規定(Creative Commons などから設定可能)」や「モデルデータを使用して「人格を演じる」ことについての許諾規定」をファイルに設定できる設計となっています。
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ドワンゴが13日に開始したVRコミュニケーションサービス「バーチャルキャスト」のアバターはVRM形式を採用しており、また立体投稿共有サービス「ニコニ立体」でもVRM形式の投稿受付を開始しています。
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