うっとりするカッコよさ レクサスが上質セダン「ES」を国内初投入 2018年秋発売へ(1/2 ページ)
フラッグシップ「LS」に次ぐ上級セダン、「運転する高揚感」なども演出。(写真57枚)
トヨタ自動車/レクサスは4月25日、「北京モーターショー2018」で上級セダン「ES」のフルモデルチェンジ版を発表しました。
ESは、北米市場でレクサスブランドが始動して以来の歴史を持つ車種。日本市場ではこれまで未発売でしたが、トヨタの主力セダン「カムリ」と同じプラットフォームを採用したモデルとして、いよいよ日本でも2018年秋に投入します。フラッグシップモデルの「LS」に次ぐ上級セダンという位置付けです。
今回のフルモデルチェンジでは、LSや高級クーペ「LC」と同様に、新世代のレクサスを目指しデザインと走りの両面から大幅な改良を行いました。低重心なGA-Kプラットフォームの採用によりワイド&ローなボディーと広く快適な室内空間を実現。さらに、歴代ESで培った上質な乗り心地に磨きをかけつつも、「優れた操縦安定性」と「運転する高揚感、楽しさ」といった相反する要素の両立を目指しました。
エクステリアはクラストップレベルの空力性能を目指したとする優雅で伸びやかなデザインのボディー形状を基に、鋭いノーズを強調する縦フィン形状のスピンドルグリルと小型で鋭い目つきの3眼LEDヘッドランプをアイコンに据えます。インテリアは乗員の快適性だけでなく、ドライバーを高揚させる「運転に集中しやすい空間」の演出に力を入れています。
パワートレインには、2.5リッターの直列4気筒エンジンを核としたハイブリッドシステムを搭載。トランスアクスルやPCU(Pre-Collision System)の改良によって、ハイブリッド車ならではの燃費性能はそのままに、ダイレクトな加速感といった走行性能も高めています。昼間の自転車や夜間の歩行者も検知可能とした衝突回避支援、車線逸脱事故予防、夜間の後方確認支援などの機能をまとめた予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」も標準で搭載します。
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