ニュース

レストランの配達を利用した女性が低評価の口コミ投稿→夜に店舗マネジャーが自宅に押しかけ

店側の非常識な態度に怒りの声が。

advertisement

 米ワシントンD.C.のレストラン「La Porchetta」のマネジャーが、口コミサイトで低い評価をつけた客の家を夜間に訪問する出来事が起き、店側の非常識な対応に動揺の声が広がっています。

評価3をしたら22時にマネージャーが押しかけてきた

 口コミを投稿したのは、文化批評家でテレビ作家のイェシャ・キャラハンさん。キャラハンさんはある日曜日、近所にオープンしたばかりのイタリアンレストラン「La Porchetta」から出前をとりました。30分すると、ハンバーガーセットとゼッポレ(揚げパン料理)がきちんと到着。配達を担当した人当たりがいい男性は、口コミサイトの「Yelp」にレビューを残してくれるよう頼んで帰っていきました。

 キャラハンさんは、この時点でとくに不満はなかったと語っています。しかし到着した料理を見てみると、ハンバーガーのレタスやトマトがなく、肉もやや残念な感じ。ゼッポレはとてもふやけていたそうです。食べてみると、冷凍だとすぐにわかる味。「タイ料理にすればよかった」と後悔したキャラハンさんでした。そこで、素直な気持ちと5段階中3の評価をYelpに投稿します。

advertisement

 その日の夜22時ごろ、キャラハンさんが眠りにつこうとベッドに横になっていると、ドアをノックする音が聞こえてきます。キャラハンさんは驚き、返事をせずに様子をうかがっていました。すると知らない番号から電話が。キャラハンさんは警戒し、着信には応答せず、ボイスメールで対応します。すると、再び着信が入りました。その着信も無視してボイスメールを再度送ると、ようやく返事がきました。

 「こちらは『La Porchetta』マネジャーの○○(伏せ字:担当者の名前)です。あなたのお宅の前にいます。Yelpの評価についてお話したいのです」

 マネジャーが夜中に突然訪問してくるという行動に、キャラハンさんは激怒。Yelpの評価を3から1に更新しました。更新したコメントは「真実を語ってほしくないのであれば、次回からは評価を依頼しないでください」という言葉で締めくくられています。

マネージャーの行動を受けてキャラハンさんは評価を1に更新(画像はYelpより)

 キャラハンさんのツイートを受けて、Yelp公式アカウントが反応。謝罪の言葉を述べ、同店に対応することを約束しました。

 米国ではオバマ政権の任期が間もなく終わる2016年12月、消費者が正直な口コミを書いても訴訟されないことを保証する「消費者レビュー公正法」が成立。消費者が素直な口コミを投稿できるようになりました。Yelpはその際、この法案に好意的なコメントを残しています。

advertisement
Yelp公式アカウントは店の行動をTwitterで謝罪

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 互いの「素顔を知ったのは交際1ケ月後」 “聖飢魔IIの熱狂的ファン夫婦”の妻の悩み→「総額396万円分の……」
  2. ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
  3. 人生初の彼女は58歳で「両親より年上」 “33歳差カップル”が強烈なインパクトで話題 “古風を極めた”新居も公開
  4. 妻が“13歳下&身長137センチ”で「警察から職質」 年齢差&身長差がすごい夫婦、苦悩を明かす
  5. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  6. 高2のとき、留学先のクラスで出会った2人が結婚し…… 米国人夫から日本人妻への「最高すぎる」サプライズが70万再生 「いいね100回くらい押したい」
  7. 「腹筋捩じ切れましたwww」 夫が塗った“ピカチュウの絵”が……? 大爆笑の違和感に「うちの子も同じ事してたw」
  8. “膝まで伸びた草ボーボーの庭”をプロが手入れしたら…… 現れた“まさかの光景”に「誰が想像しただろう」「草刈機の魔法使いだ」と称賛の声
  9. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  10. 「2度とライブ来るな」とファン激怒 星街すいせい、“コンサート演出の紙吹雪”が「3万円で売買されてる」 高値転売が物議