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物悲しくも美しい 「廃墟に取り残されたピアノ」を撮影した写真(1/2 ページ)
切ない気持ちになる。
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廃墟にぽつんと置かれた、もう音楽を奏でることのないピアノ――フランスの写真家Romain Thieryさんが廃墟のピアノを写した作品「Requiem pour pianos」を公開しています。
Thieryさんは廃墟写真を専門とする写真家で、ピアニストでもあります。その2つの領域が合わさったのが「Requiem pour pianos」。フランスをはじめ、ドイツやウクライナ、イタリアなど欧州各地をめぐって撮影しています。撮影場所を選ぶ基準は「音楽」と「写真」という2つの芸術世界が交差する場所であることなのだそうです。
廃墟となったお城やダンスホール、学校、住宅に取り残されたピアノ。なんとも言えない物悲しさと美しさが感じられます。
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「ピアニストとして、打ち捨てられたピアノを発見すると感情が高まる」とThieryさん。「Requiem pour pianos」は自身の芸術の極地としています。ThieryさんのWebサイトでは、他にもさまざまな廃墟の写真を見ることができます。
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