注目を集める「スーツに見える作業着」の女性用が発売 「かがんだときに背中が見えないように」という配慮も
女性らしいデザインと機能性を目指して開発されました。
スーツのようなデザインの作業着「WORK WEAR SUIT(ワークウェアスーツ)」の女性用が5月7日から発売されます。3月末に男性用が発売されネットで注目を集めると「女性用も欲しい」という声が寄せられ、それに応える形ですでに発表されていた女性用ワークウェアスーツを改良し開発(関連記事)。価格は上下セットで2万4800円(税別)から。
販売を求める問い合わせが120件以上あったという女性用のワークウェアスーツ。ビル管理業や清掃・メンテナンス業の会社から「サービスに力を入れており女性スタッフが多いため、女性用がほしい」といった声や、メンテナンス・サービスを個人で行っている人からも「スーツの代わりに着たい」という声などが多く寄せられたといいます。
女性らしいデザインと機能性を重視したという女性用では、体になじむようなカッティングが入っていたり、「かがんだときに背中が見えないように」という配慮からジャケットの丈も工夫されています。
その他にも細かい特徴として、男性用より胸の収納用ジッパーを50%細くして目立たないように。またウエストゴムの伸縮性を30%アップし、より楽な着心地になっています。
なお男性用は、個人向けファッション通販サイト「ロコンド」で4月度販売ランキングで総合1位になり、月間売上目標の5倍以上の売上を記録。さらに現在、法人向けでは予約して納品までが3カ月待ちという人気となっています。
業界のイメージアップだけでなく、清掃・設備・建設業界の人手不足も背景に開発が進められた同商品。それに対しSNSなどでも賛否さまざまな反響を呼びましたが(関連記事)、開発元である水道工事やメンテナンスを行うオアシスソリューションのグループ会社「オアシススタイルウェア」は、女性用ワークウェアスーツを通じて「今後さらなる業界のイメージアップ、現場作業員の意識の向上に貢献していきます」と目標を述べています。
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