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「絶対…覗かないでくださいね」 お礼を頑張るスズメの娘がかわいい漫画「チュンの恩返し」が胸キュンな展開で人気(1/2 ページ)

スズメに萌える。

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 ケガを負った1羽のスズメと、それを助けた絵描きの男性が登場する漫画「チュンの恩返し」が、Twitterユーザーをキュンキュンさせて人気を集めています。ほほえましくてニヤニヤしちゃう……!

かわいい!

 スズメの手当てをして空に帰した夜、男性を訪ねてきたのは人の姿に化けたスズメの娘。元のまだら模様を思わせる美しい髪に着物姿の彼女は「何か…お礼をしたくて参りました」と、昼間に助けてもらった恩返しにやってきたのでした。

「チュンの恩返し」第1話

スズメのケガの手当をした絵描きの男性
夜に現れたのは美しい女の子(スズメ)でした……!

 しかし、なにかできることはないかと探しても、男性の部屋はきれいで、夕食も済ませた後。すると、特になにも持たず身一つの彼女は絵描きである男性のために「『資料本』の代わりなら」と思いつき、スマホを借りて隣の部屋へ。「はっ…恥ずかしいので、絶対…覗かないでくださいね」と赤くなって戸を閉じる彼女。そして聞こえてくる着物を脱ぐ音と、カメラのシャッター音。“資料”ってことはまさか……!?

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彼女の言う“資料本”とは……?
鶴の恩返しのような状況に

 想像して焦った男性は、“そんなこと”は頼んでないと「自分を大切にしろバカヤロォー!!」と急いで止めに入りますが、そこにいたのはスマホで自撮りするスズメの姿。「チュン!(あーッ見ちゃダメ!)」と、盛れてる写真だけを渡したかった彼女はバタバタしますが、それを見て逆に冷静になった男性は「後でそれツイッターに貼っていい?」とひと言。

 するとその写真は大反響を呼び、ついでに宣伝した男性の画集もぼちぼち売れたそうな……。2つの意味で“スズメなのに自撮り(地鶏)”だったり、結果的に予想外の恩返しになってたりと斬新な展開ですが、とにかくスズメがかわいいのでめでたし、めでたし!

スズメの姿で自撮りしてはアプリで盛るスズメの娘(かわいい)

 投稿したのは、さまざまな漫画やイラストを描いている梵辛(@sokusekimaou)さん。漫画は5月5日の同人即売会「コミティア」で頒布された作品で、Twitterでも全4話に分けて公開。すると「癒やされた」「めっちゃかわいい」「雀に萌える日が来るなんて…」と反響を呼び、続きを期待する声も上がるなど話題になっています。

 第2話では、恩返しから数日後に再び窓に激突して助けられた彼女(スズメ)が今度は普段着でやってきます。1話の着物は、お礼の雰囲気を出すために彼女のお母さんがレンタルしていたという事実に和みますが、さらに癒やされるのはスズメ娘の眩しいほどの笑顔。絵描きの男性が優しく真面目な性格なのも相まって、ふたり(1人と1羽)のほどよい距離感と前向きな会話にひたすらキュンキュンさせられます。

「チュンの恩返し」第2話

普段着の帽子に「スパロー(訳:スズメ)」の文字が
どうやら写真の反響のおかげで売れた画集の売上で家賃と光熱費が払えたようです
まさかの「羽根ぼうき」を提案するスズメ娘
お米に詳しい彼女
やれることを発見したときのキラッキラの笑顔よ……!

 続く第3話でもまたまた恩返しにやってくるスズメの娘(「なぜ毎回ウチのベランダに突っ込むのか?」という疑問の答えも判明します)。男性の描く絵が進んでないのを彼女が指摘したことから、彼がいつからか「展示会があるから仕方なく」絵を描くようになっていたことに気付いてしまい筆が止まっていることがわかります。そして4話では、引きこもりの絵描きを外に連れ出して、彼の「何を描けばもっと人に好かれると思う?」という問いに対し、力いっぱい生きている動物たちの姿を例に「私はあなたがそんな風に描いた絵ならきっと好き」という言葉を返すエピソードが描かれます。

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 どの話もクスッと笑わせる展開とオチで心がほっこりする「チュンの恩返し」。ステキなラストを迎えた同物語ですが、梵辛さんによると「いろいろ新キャラとかの設定があるので続きを描けたら良いな~と思っております」とのことで、もしかしたらまたなにかの機会でかわいい“スズメの娘”に再会できるかもしれません。

画像提供:梵辛(@sokusekimaou)さん

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