ニュース

NTTBP、公衆無線LANサービスの不適切利用へ対策 ロボット型自動接続プログラムに防止措置

本来接続時に必要な、メールアドレス登録などを回避しての利用を防止。

advertisement

 NTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)が無料公衆無線LANについて、本来必要なメールアドレスなどの登録を経ていない、不適切な接続を防止する措置を講じると発表しました

公式発表

 同社は公衆無線LANサービスを提供するにあたり、総務省が定める「Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引き」に記載された「利用者情報の適切な確認」に基づいて、利用者にメールアドレスやSNSアカウントなどによる利用登録を求めています。

 利用者の登録・接続が完了した際には、設備のあるエリアのオーナーが指定するWebサイトを端末に表示。オーナーは提供コストを負担する代わりに、公衆無線LANサービスを通じた情報発信やビジネスに役立てられます。

advertisement
NTTBPが定める利用手順

 ところが昨今、ロボット型自動接続プログラムなどにより、機械的に発行されたメールアドレスを用いて自動的に利用登録が行われるケースが確認されたとのこと。オーナーが指定するWebページの表示が回避されることもあるそうです。こうした不適切な利用は、サービス提供の目的やオーナーの意図をないがしろにするものだと同社は指摘しています。

 また、当該プログラムは短時間にくり返し接続を行うなど、想定外の手順で接続を行うため、ネットワークに過大な負荷を与えるとも。その結果、正規の利用者が利用できなくなるなど、安定的なサービスの提供に支障を及ぼしているとしています。

 筆者がGoogle PlayとApp Storeで検索したところ、問題視されている機能を備えたアプリがいくつか確認できました。なお、NTTBPは措置の対象や内容については明示していません。

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  4. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  5. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  6. 松田翔太、憧れ続けた“希少な英国製スポーツカー”をついに入手「14歳の僕に見せてあげたい」 過去にはフェラーリやマクラーレンも
  7. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  8. 「行きたすぎる」 入場無料の博物館、“宝石展を超えた宝石展”だと40万表示の反響 「寝れなくなっちゃった」【英】
  9. 自動応答だと思って公式LINEに長文を送ったら…… 恥ずかしすぎる内容と公式からの手動返信に爆笑 その後について聞いてみた
  10. ユザワヤが教える“引っ張るだけで簡単に畳めるエコバッグ”の作り方が100万再生 便利でかわいいアイテム完成に「何枚あってもいい」「最高です」