コラム

【マンガ】一度岩に貼りついたら一生動けない「あの生物」の不思議

だからぷっくりしているんですね。

advertisement

 10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回は生き物に関する雑学3つをお送りします。

雑学その1:牡蠣は一度岩についたら一生動けない?

 古代ローマ時代から養殖されていたという、美味な貝類の代表である牡蠣。実は一度付着した岩場からは一生動けないのです。動かないので筋肉も必要なく、内臓が大きく成長するため、あのようなぷっくりとした見た目になります。

 ちなみに、牡蠣に牡(オス)の字が使われている理由は、昔は牡蠣は全てオスだと考えられていたから。貝類には、内臓部分が白いものはオス、緑のものはメス、という種類が多いため(例えばサザエ)、身が白い牡蠣は全てオスだとされていたんですね。

advertisement

雑学その2:メダカは肛門から卵を生む

 飼育や繁殖が簡単で、ペットとしても人気が高いメダカ。水温や日照時間にもよりますが、産卵シーズンは主に春から秋で、年に2~3回卵を生みます。

 メダカの肛門は正確には総排泄孔と呼ばれる産道と肛門を兼ねた穴。つまり、実質肛門から卵を産んでいます。産後しばらくは、肛門から卵がぶら下がった状態で遊泳しています。

雑学その3:ニワトリは頭にくるとトサカが熱くなる

 ニワトリのトサカは、皮膚が隆起してできたもの。赤く見えるのは、表皮近くに毛細血管が集まっているためです。怒りなどから興奮すると、それらの血管が収縮してトサカの温度が上昇します。

 ちなみに日本ではかつて、怒りでカッとなることを「頭にくる」ではなく、「トサカにくる」とする言い回しが流行したことがあります。1950~60年代に登場した映画「お姐ちゃんシリーズ」で使われたのが、きっかけだったとか。

 もちろん、人間にトサカはありませんが、興奮すると体温が上昇する点では一致しています。当時の人たちがどこまで真剣に考えていたかは分かりませんが、なかなかよくできた表現なのでは?

advertisement

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  3. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  4. 皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
  5. 71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
  6. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  7. 新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
  8. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. 藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」