マツダ、上級セダン「アテンザ」を刷新 高級感を高めた内装がステキ(1/2 ページ)
新色「ソウルレッドクリスタルメタリック」もいい色!(写真50枚)
マツダは5月24日、「アテンザセダン」および「アテンザワゴン」のマイナーチェンジ版を発表しました。同日から予約受付を開始、2018年6月21日に発売します。価格は、SKYACTIV-G 2.0搭載の標準モデル「20S」で282万9600円(税込、以下同)からです。
アテンザは同社の最上位セダンで、セダンとワゴンの2つのボディータイプを展開しています。今回のマイナーチェンジでは、「Effortless Driving(エフォートレスドライビング)」をコンセプトに走行性能を向上。クルマの性能をドライバーの意図通りに発揮させることで、余裕と安心感を持って運転を楽しめるチューニングを目指したとしています。具体的には、マツダが次世代車種に向けて開発を進める車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の一部を先行して採用し、シートやサスペンション構造の見直し、ボディーの剛性向上といった改良を施しています。
安全装備についても、 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」の作動下限速度を停止時(時速0キロ)まで拡大することで、より幅広い領域で運転をサポートできるように改良したほか、夜間視認性を向上させた「アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)」を搭載します。
エンジンは、2リッターのガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と2.5リッターの「SKYACTIV-G 2.5」、2.2リッターのクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」の3種類を用意。いずれもマイナーチェンジ前からラインアップされているエンジンですが、新たに気筒休止技術(SKYACTIV-G 2.5)や急速多段燃焼(SKYACTIV-D 2.2)などの新技術を導入し、燃費性能を高めています。
また、デザイン面にも内外装ともに多岐にわたる変更を施しました。外観はフロントグリルとヘッドライトのデザインを見直し、精かんさや重心の低さをさらに演出。アルミホイールも19インチ、17インチともに新デザインとなっています。また、ブランドを象徴するイメージカラーとして各車に採用されてきた「ソウルレッドプレミアムメタリック」に代わり、より美しく深みの増した「ソウルレッドクリスタルメタリック」を用意します。
内装は、インストルメントパネルやドアトリム、シートなどのデザインを一新。最上位車種としてのゆったりと伸びやかな空間を演出しました。レザー内装の上級グレード「25S L Package」「XD L Package」には、量産車としては世界初採用(2018年5月現在、マツダ調べ)となる東レのスエード調人工皮革「Ultrasuede nu」や高級皮革「ナッパレザー」、希少な木材から作られた本杢パネルといった高級素材を用いて、より上質な車内空間としました。25S L Packageは354万2400円からです。
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