ニュース

漫画誌『月刊バーズ』が休刊 1986年創刊『コミックバーガー』から2度の転身を経て

過去の掲載作家には岡崎京子や桜沢エリカ、藤原カムイ、冬目景、ますむらひろしなど。

advertisement

 幻冬舎コミックスの月刊漫画誌『月刊バーズ』が、6月30日発売の2018年8月号をもって休刊することが発表された。現在の連載作品は掲載媒体を変えて今後も連載される。

『月刊バーズ』2018年7月号

 『月刊バーズ』は、2度の会社移籍と誌名変更を経て続いてきた異色の漫画誌だった。1986年に『コミックバーガー』としてスコラと講談社から創刊。1988年からはスコラのみが発行元となり、1996年4月号で一度休刊したが、同年7月号から『コミックバーズ』へと名を変え新創刊した。1999年にスコラが経営破綻したが、漫画編集部がソニー・マガジンズへ移籍することで続刊。2001年にはソニー・マガジンズがコミック関連からの撤退を決定し、今度は編集部が幻冬舎の子会社・幻冬舎コミックスへと移ることで発行を継続。2015年に『月刊バーズ』として新装刊して現在に至る。

掲載作には『TAKE IT EASY』(岡崎京子)や『羊のうた』(冬目景)など

 過去の掲載作品には、『TAKE IT EASY』(岡崎京子)、『毎日が秋の空』(桜沢エリカ)、『コスモス楽園記』(ますむらひろし)、『雷火』(原作:寺島優、作画:藤原カムイ)、『羊のうた』(冬目景)、『Rozen Maiden』(PEACH-PIT)、『大東京トイボックス』(うめ)など。2015年にオープンした漫画サイト「デンシバーズ」は継続。連載作品の掲載媒体など今後の詳細については2018年8月号で発表される。

advertisement

黒木貴啓

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
  2. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」【大谷翔平激動の2024年 現地では「プレー以外のふるまい」も話題に】
  3. 刺しゅう糸を20時間編んで、完成したのは…… ふんわり繊細な“芸術品”へ「ときめきやばい」「美しすぎる!」
  4. 友達が描いた“すっぴんで麺啜ってる私の油絵"が1000万表示 普段とのギャップに「全力の悪意と全力の愛情を感じる」
  5. 毛糸6色を使って、編んでいくと…… 初心者でも超簡単にできる“おしゃれアイテム”が「とっても可愛い」「どっぷりハマってしまいました」
  6. 60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
  7. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  8. 真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
  9. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
  10. 後輩が入手した50円玉→よく見ると…… “衝撃価値”の不良品硬貨が1000万表示 「コインショップへ持っていけ!」