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ダークなテイスト、動物の頭蓋骨と盆栽が融合した異色の「スカル盆栽」(1/2 ページ)
獣害駆除された野生動物の頭骸骨を活用しています。
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個性的な盆栽を手がける「東京盆栽生活空間」が、動物の骨と盆栽を組み合わせた「SKULL BONSAI(スカル盆栽)」を発表しました。「ロックテイストなスカル(頭蓋骨)と日本伝統の盆栽が融合した、新感覚盆栽」をうたっており、なかなか中二心に訴えるものがあります。
スカル盆栽は、獣害駆除された野生動物の頭骸骨を使用。駆除される野生生物のうち、有効活用されているのは10%程度で、活用されるのは肉(ジビエ)にとどまり、骨や皮などの部分は廃棄されていると同社は説明。同社はそうした現状を受けて、埼玉県の猟師の協力を得て、獣害駆除された野生動物(鹿、猪など)の頭骸骨を有効活用するために「スカル盆栽」を生み出しました。
スカル盆栽の作品例として、鹿の頭骸骨と黄梅の樹を組み合わせ、生きる者への生命のバトン(循環)を表現した「命の循環~cycle of life」、ウィリアム・ゴールデンの小説『蠅の王』からインスパイアされた、アロエを鹿の角に見立てた「鹿の王~King of deer」などが作成されています。
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スカル盆栽は全て受注生産品で、デザインや予算は要相談。作品例の参考価格は3万7800円~6万4800円となっています。他にも同社では「仏像盆栽」「アクア盆栽」などユニークな盆栽を販売しています。
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