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誰でも描けるリアル背景、「岩」「地面」の描き方漫画家直伝イラストテクニック(4)(3/3 ページ)

紙とペンを用意して、ぜひ試してみてください!

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 まずはサランラップを使う方法から。サランラップをくしゃくしゃにした後に、油性マジックを塗り、原稿に押し付ければ、版画の要領で模様が現れます。ここに輪郭を描き足せば山にも、地面にもなるとのこと。これは発想の勝利。

 また粘着テープの粘着面に墨汁を塗って、原稿に押し当てれば味のある模様に。こちらも用途によって輪郭や影を描き足せばいろいろな絵で使えそうです。

 予測ができない模様のパターンが現れるのは面白いですし、使いようによっては岩でできた建物や扉の模様などにもなりそうですね。また素材をスキャンしておけば、いつでもパターンを取り出せるほか、デジタル作画にも生かせそうです。

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 紙とペンがあればいつでも楽しめる作画テクニックなので、ぜひ試してみてください!

『折れた竜骨』4巻12月15日発売

佐藤夕子先生が連載中の漫画『折れた竜骨』第4巻が好評発売中です。原作は第64回日本推理作家協会賞を受賞した米澤穂信先生の長編小説。魔法が存在する十二世紀末のヨーロッパを舞台にしたミステリとなっています。

作画指導・協力:佐藤夕子(@makaidaibouken4)

(Kikka)

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