三太郎シリーズCMからいつの間にか『一寸法師』が消えた理由は? 出番を失った一寸役・前野さんがまさかの行動に
下心すげぇ~~~。
2015年にスタートしてから早くも4年目に突入したauの人気CM「三太郎シリーズ」。人気俳優の松田翔太さん、桐谷健太さん、濱田岳さんらが演じる、昔話の主人公が繰り広げるドラマチックな展開から毎回目が離せない内容になっているこちらのCMですが、記憶が正しければかつて三太郎たちの仲間に「一寸法師」もいたような気がするんですが……。
ふと気になったので調べてみたところ、検索候補に不穏な文字が……。
さらに念のため三太郎スペシャルページを確認すると、キャラクター紹介欄や、相関図にもその姿は見えず……。本当に一寸法師はクビになってしまったのでしょうか?
ここで一度、三太郎CMにおける一寸法師の活躍を振り返ってみましょう。一寸法師の初登場は、2015年7月「かぐや姫の帰省」篇。かぐや姫と桃太郎が会話をしている背景に小さく、目を凝らさないと分からないレベルで映りこんでいたのが全ての始まりでした。
その後、20作近くこっそり出演を続け……
最初に画面に映りこんでから約一年後の2016年5月。「一寸法師、登場」篇にて、花咲爺さんからもらった「なんでも大きくなる灰」を誤って全身に浴びてしまったことが原因で、満を持して等身大で登場することになりました。
三太郎たちからは「誰?」「なんか違う」「美少年じゃないのか」と酷評の嵐でしたが、「実は今までずっと画面に小さく映っていた」と種明かしをしたことで、なし崩し的に三太郎たちの仲間に加わり、一躍スターダムにのし上がります。
その後は「フェス」篇・「キーマン」篇・「記念日」篇と立て続けに主役級の扱い。その押しの強いキャラクターも相まってお茶の間に三太郎達を食ってしまうほどのインパクトを残します。
しかし、おごれる者は久しからず。「一寸法師、登場」篇からわずか3カ月後の「雷おこし」篇(2016年8月)にて。「当たり」の雷おこしを食べたことが原因で再び小さくなる、という憂き目にあってしまいます。
あまりにもあっけない終わり方だったため一部では「ギャグ演出か?」と疑う声もありましたが、一寸法師はその後なんのフォローもなくフェードアウト。現在までの約2年間、その間に作られたCM数は50本以上ですが、一寸法師の出番は一切ありません。
これらの情報から考えると、やはり「一寸法師はクビになった」説が濃厚かと思われましたが、CM最新作「つくろう」篇に何やら見覚えのある後姿が。
さらに一寸法師役、前野朋哉さんのTwitterでは明らかに何かをにおわせる投稿もあり。
普通に考えると、二年間の沈黙を破り、ついに一寸法師復活か!?と期待するところですが、一寸法師役の前野朋哉さんはそうは考えていないらしく、誰にも予想できないまさかの行動に……! 6月26日、その様子の一部始終を再現したビデオが公開されました。
動画の内容は、都内某所の喫茶店にて。CM制作スタッフと一寸法師役・前野朋哉さんが打ち合わせをするというもの。というか再現ビデオなのに本人役で出ちゃうのかよ!
「浦ちゃんの家 デザイン、アイデア大ぼしゅう!」というキャンペーンに合わせて、前野さんも家のデザインを考えてきたのに、全く採用されないことを嘆いています。
なんとしてもCMに復帰したい前野さんですが、一方で「いまさら一寸法師を出すのも無理がある」ことは理解をしているのだと言います。そこで起死回生の一手に。なんと、無理なく三太郎CMに復帰するための新CM案を考えてきたんだとか。いや、必死すぎるだろ!
前野作、新CMのタイトルはズバリ「彦星、降臨!!」。
自分で描いたのだろうか、絶妙なラインで似ているイラストと前野さん(実写)の合成というなんともシュールな仕上がりとなってしまっています。
と、全編通して彦星=一寸法師にあまりにも都合がよすぎるストーリーが展開されるCM案。はた目には採用される見込みは薄そうですが本人が楽しそうだから、ま、いっか。
その後、前野さんの気迫を感じ取ったのか「上司に連絡します」とスタッフが退席するところで再現ビデオは終わってしまいますが、果たして一寸法師役・前野朋哉さんの願いは届くのか!?
今後のau三太郎シリーズのCMでは、前野さんの野望は実現するのでしょうか? その結末やいかに! これからの展開、ますます目が離せません!!
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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2018年7月4日
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