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「いいクルマ」の予感しかない! 新型「クラウン」登場、これが日本が誇る新世代の“本格コネクテッドカー”(1/2 ページ)

デザイン、走り、コネクテッド機能、安全性能、どれもこれも全面進化。6年ぶりのフルチェンジ。【写真51枚】

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 トヨタ自動車は6月26日、新型「クラウン」を発表しました。


15代目新型「クラウン」(2018年6月)

 クラウンは、1955年の初代登場から半世紀以上に渡って続く日本を代表する高級セダンの1つ。前モデルまでは高級車志向の「ロイヤル」と、走行性能を意識した「アスリート」という性格の異なる2モデルを展開していましたが、新型はこれらを統合した「スポーティ路線の高級セダン」に変わります。走行性能、“運転する楽しさ”に力を入れたスポーツセダンとしての性格を強め、先進機能の数々を搭載した次世代の「コネクテッドカー」としての価値を付加しました。


初代クラウン(1955年)。ちなみにクラウンは「いつかはクラウン」(1983年発売の7代目)というオトーサンの憧れをうまく表現したキャッチコピーがよく知られています。15代目のキャッチコピーは「未来とつながるか」です

 同時発表の「カローラ スポーツ」(関連記事)とともに、“初代コネクテッドカー”に位置付けたのが特徴の1つです。車載通信システム「DCM(Data Communication Module:専用通信機)」を全車に標準搭載し、ネットワーク連携サービス「T-Connect」を3年間無料で提供します。「オペレーターに聞いてナビ設定」「故障時・緊急時の診断や各種手配」などのコンシェルジェ的機能に加えて、常につながっていることを行かした「最新地図や渋滞時の最適ルート案内」「LINEでクルマと会話できる“LINEマイカーアカウント”」「車両の遠隔管理・診断」などの機能を利用できます。

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車載通信システム「DCM」を標準装備

トヨタは、今後のクルマに必要な性能として「走る・曲がる・止まる」に加えて「つながる」を定義した

新型クラウン

 車体の基本構造は、共通プラットフォーム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」をクラウンとしては初めて採用し、剛性を高めるとともに低重心化。ハンドリング性能の向上や高級セダンに求められるフラットな乗り心地に寄与しています。骨格構造の見直しや防音材の適切な配置を行ったことに加えて、スピーカーから逆位相の音を出して騒音を軽減する「アクティブノイズコントロール」などで静粛性を高めています。

 パワートレインはハイブリッド車とガソリン車で計3種類を用意します。ハイブリッドモデルには2.5リッターの「ダイナミックフォースエンジン」または新開発の3.5リッターV型6気筒エンジンを、ガソリンモデルには、2リッターのダウンサイジングターボエンジンを搭載します。

 価格は460万6200円(税込)から、最上位の3.5リッターV型6気筒エンジン搭載「G-Executive」は718万7400円からです。


クラウン:内装

「IT屋がクルマを情報家電にしたら終わり」 変革が起きている自動車産業・業界に向けた強烈なメッセージも
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