「鎌倉ぼんぼり祭」で庵野秀明監督のぼんぼりに意味深な文字列 「2018~2020・21・22」の意味とは(1/2 ページ)
今年もぼんぼり祭の季節がやってきました。※追記:ぼんぼりの点灯写真を追加しました
鎌倉鶴岡八幡宮で8月6日から始まった「ぼんぼり祭」に、庵野秀明監督の直筆のぼんぼりが展示されました。ぼんぼりには「2018~2020・21・22 常在戦場」の文字が。エヴァ「新劇場版」シリーズの完結編にあたる「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は2020年公開と先日発表されましたが、「21・22」の数字は何を意味するのでしょうか……?
鎌倉ぼんぼり祭は毎年立秋の前日から3~4日間開催されるお祭りで、2018年は8月9日までの4日間開催されます。期間中には鎌倉市や鶴岡八幡宮にゆかりのある著名人から書画が寄せられ、ぼんぼりとして設置されるのが恒例となっています。夕刻になると参道に並んだ数百のぼんぼりに火がともされ、日中とはまた違った趣きも。
庵野監督は鎌倉在住であることから、妻で漫画家の安野モヨコさんと共に、10年以上ぼんぼり祭に参加している常連です。過去には「新劇場版」仕様のツノが付いたエヴァ2号機がぼんぼり祭でいち早くお披露目されたことも。今年はつい先月「シン・エヴァ」の特報が公開されたばかりなだけに、新たな情報解禁があるかもしれないとファンの間で注目を集めていました。
ちなみに、この庵野監督のぼんぼりですが、トラブルのため一時的に撤去されるという一幕がありました。
朝の時点では掲げられていたものの、固定用の金具に不具合があったため、一時的に取り外される事態に。筆者が到着した10時ごろにはすでに庵野監督のぼんぼりの姿は無く、道行く事情を知らない人からは「ぼんぼりも間に合わなかったか……」といった声も聞こえてきました。その後、14時半ごろには再び取り付けられ、ほっとしました。
ぼんぼり祭では、6日15時から夏の邪気を祓う神事や健康を祈願する「茅の輪くぐり」や、舞殿では巫女による「夏越の舞」が奉納される「夏越祭」。7日17時から夏の無事を感謝し、実りの秋の訪れを奉告する「立秋祭」。源実朝公の誕生日である9日には、10時から文芸に秀でていた実朝公にちなみ、白幡神社で短歌会(実朝祭)が行われる予定です(全て2018年度の日程)。
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