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未来のクルマは「寝室」「オフィス」になる? ボルボが自動運転EV「360c」コンセプトカー発表(1/2 ページ)
目覚めたらそこは旅行先なんてことも。
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スウェーデンに拠点を構える自動車メーカー「ボルボ・カーズ」が、未来の「クルマ旅」を見据えた最新コンセプトカー「360c」を発表しました。
360cは「空間の自由度」と「快適な移動」を両立する自動運転システムを搭載した電気自動車。寝室、オフィス、リビング、エンターテイメントスペースといった4種類の用途に応じたインテリアレイアウトが用意されています。
各レイアウトのイメージが公開されており、寝室として利用する場合は足をまっすぐ伸ばして寝られるほどの広々とした空間が確保され、オフィスやリビングとして利用する場合もテーブルを挟んだ対面式のレイアウトも可能となっています。
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ボルボ・カーズのマーテン・レーヴェンスタム上級副社長は「360cであれば快適で穏やかな夜を過ごし、目が覚めたときにはリフレッシュされた状態で目的地に着いている」とアピール。360cは忙しい現代人の限られた「時間」を有効活用することがコンセプトの根底にあるようで、特に国内線のような短距離路線を有する航空業界がライバル視しており、チェックインや手荷物検査などでかかる時間や煩わしい手続きをパスでき、旅行先へ快適かつ効率的に移動ができる「クルマ旅」を360cで実現できるとアピールしています。
ボルボ「360c」コンセプト映像
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