サビ感あるツヤ消し塗装で色気ムンムン ヤマハ「ビラーゴ」のカスタムバイクがシンプルにかっこいい(1/2 ページ)
こういうの大好き。
ツヤ消し、サビ……男子が思わず心をときめかせてしまう要素を、ヤマハのアメリカンスタイルバイク「ビラーゴ」に詰め込んだカスタムバイクがめちゃくちゃかっこいいと俺の中で話題になっています。
ビラーゴ(XV)は1988年に発売された国産クルーザー(アメリカンバイク)で、1996年に登場した同タイプのバイク「ドラッグスター」の先輩にあたるバイク。V型2気筒エンジンを搭載し、いわゆる中型となる250ccモデルから1100ccの大型までラインアップされ、ホンダ「マグナ」、カワサキ「エリミネーター」などとともに、1980年代から90年代を代表する国産アメリカンとして知られています。
そんなビラーゴに「ツヤ消し」「サビ」、そして「デジタル」という男子がときめく3要素を与えたカスタムバイクが「Project SCOUT」。海外のカスタムショップ「INDUSTRIAL MOTO」が750ccモデルをベースに製作したものとなっています。
ピカピカと輝くまっさらな銅ではなく、時間の積み重ねを感じさせるブロンズを基調にした塗装はなんとも言えない味わい深さ。エンジン周りやタイヤホイールまで、統一された色味はサビに似た印象を与えます。全体的にダーティな色合いでまとまっている中で、リアスプリングやタンクなどにあしらわれたオレンジ色が良いアクセントになっています。こういうのが「映える」というのでしょう。
また、ビラーゴに搭載されていた本来の丸くて大きな速度メーターは排除され、フロントフォークのトップにデジタルメーターを埋め込むというスタイリッシュな仕様となっているのもかっこいい。視認性はちょっぴり悪そうですが、すっきりとした視界でツーリングが楽しめるのは魅力的です。YouTubeに公開されている走行者の視点で撮影された車載映像もありますよ。
このSCOUTは初代だけでなく2代目となる「SCOUT II」も存在しており、初代と違ってタイヤホイールなどもオレンジ色に塗装され、これもまた魅力的。ちょっぴり若々しい印象ですね。どちらもかっこよくて甲乙つけがたい!
INDUSTRIAL MOTOの公式サイトによると、Project SCOUTは1万4500ドル(約165万円)でカスタムを請け負っているそうです。
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