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正倉院の宝物が塗り絵になった『正倉院のぬり絵・なぞり絵』発売 瑠璃坏や八角鏡などを掲載

大人のぬりえブームもここまできました。

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 正倉院の宝物をぬり絵にした『正倉院のぬり絵・なぞり絵』が、青月社から発売されました。80ページオールカラーで価格は税別1400円。

『正倉院のぬり絵・なぞり絵』
鳥毛立女屏風

 奈良県にある正倉院は、日本の国宝に指定され、ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている建物。8世紀半ばに建立され、光明皇后によって納められた聖武天皇の遺品、東大寺の大仏開眼の儀に使われた品、王羲之・王献之親子の真跡書など、まさに歴史的宝物(ほうもつ)が収蔵されています。

 『正倉院のぬり絵・なぞり絵』にはこうした宝物を線画に起こしたオリジナルのイラスト掲載されています。瑠璃坏(るりのつき)というガラス製のグラスや玳瑁螺鈿八角箱(たいまいらでんはっかくのはこ)という献物用の箱、お面やアクセサリーと推定されている物など多数の宝物を掲載。

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(左より)瑠璃坏。玳瑁螺鈿八角箱 

 線画の向かい側には線画に色をつけたカラフルなお手本が配置されています。線画をなぞり絵としてなぞったり、色鉛筆や絵の具で彩色をしたりできます。お手本にならうだけでなく、「古代の宝物を俺色に染めてやる」と自分なりのアレンジを加えるのも楽しそうです。

繊細に描写するか、オリジナリティーを出すか
国宝ぬりえでおごそかな気分になる

 螺鈿彫りなど、ぬり絵として色をつけるだけでも大変そうなのに、これを実際に作る際の手間たるやいかほどか。そんな天平の工人の技法を、わずかでも追体験できそうです。

(クラタマスミ)

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