転校先のあの娘は「男の体をなめ回す妖怪」 マイナーをこじらせた四国の妖怪たちと学園生活を送る漫画に「好き」の声(1/3 ページ)
クセの強い四国の妖怪がたくさん!
妖怪の学校に転入してしまった男の子が、マイナーをこじらせた四国の妖怪たちと過ごす漫画『こじらせ百鬼ドマイナー』(ジャンプSQ)が話題です。作者の南郷晃太(@7n5ta)さんがTwitterで第1話と第2話を公開し、四国在住の読者を中心に注目を集めています。
東京から四国の山奥へ引っ越してきた渡海くんが転入したのは、なんと四国妖怪の通う学校でした。転校初日に案内係として紹介された飴宮さんは、人間のように見えて妖怪です。しかし秘密主義のようで、なかなか自分のことを話そうとしてくれません。が……。
彼女は秘密主義に見えて、話をしているうちにポロポロと自分のことをこぼしてしまうのでした。しかも情報を漏らしているという自覚が全くなく、渡海くんに「マイナー妖怪なんだ」「徳島の妖怪なの?」と言われると「なぜそれを……?」と驚いてしまうのです。自分で言ったんだよ!
結局彼女は「いくら私が嘗女だからってね」と自ら正体を暴露してしまいました。嘗女は男性の体を嘗めまわす妖怪。マイナー故に、秘密を打ち明けても「そういう妖怪」ではなく変態と思われた過去から、彼女は自分のことそのものを話さないようにしていたのでした。マイナーのこじらせ方が極端すぎる!
渡海くんが変態ではないと慰めてあげると、飴宮さんは少しほっとしてくれたようです。そして秘密を漏らさないように監視も兼ねて今後も案内役を続けると申し出ます。別れ際に、2人が同じクラスであることを無自覚にバラしつつ……なるほど、これは“舌を滑らせる妖怪”に間違いない……。
妖怪学校での生活がスタートした第2話でも、飴宮さんの無自覚情報漏えいは続きます。“妖怪ヤマヒコの2世”(山びこ)を通じて、「渡海くんをちょっとなめてみたい」という本音が暴露されることに。「妖怪ヤマヒコの2世には気をつけて」と強く注意していた飴宮さん自ら、ヤマヒコの恐ろしさを身をもって教える結果になってしまいました。
漫画には多くの「好き」というリプライの他に、四国の妖怪がいろいろ出てくるとあって、四国在住のユーザーからの「四国民なので嬉しい」「親近感湧く」などの歓迎のリプライが多数寄せられています。飴宮さんの嘗女ゆえのこじらせ具合がかわいく、また他にどんなマイナーこじらせ妖怪が出てくるのかと、先の展開が気になってしまいます。
「こじらせ百鬼ドマイナー」は現在ジャンプSQで連載中で、単行本第1巻が販売中です。
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