大人だって変身したいんじゃー!! 仮面ライダージオウのベルトを買った24歳の叫びが年齢性別を超えて共感呼ぶ
年齢とか性別とか関係なく、「好きなものは好き」でいい。
24歳の女性が小さいころから憧れていた、仮面ライダーの変身ベルトを手に入れた――その感動をつづった漫画が共感を呼んでいます。子どものとき買ってもらえなかったものを、大人になってようやく手にする喜び、すごく分かる。
作者のメザシ(@Wr7HnFnp8XNroaz)さんは、仮面ライダーもスーパー戦隊もメタルヒーローもウルトラマンも大好き。しかし子どものころは、変身アイテムや武器などの玩具をねだっても、高いからと買ってもらえなかったそうです。
結局、指をくわえてCMを眺めながら、いつしか大人になってしまったメザシさんでしたが、2018年の年末は違いました。「仮面ライダージオウ」のベルト「ジクウドライバー」と、キーアイテムの「ライドウォッチ」を自分で買ったのです。
「買ってしまってよかったんだろうか」「自分へのクリスマスプレゼントだと思えば……」と、自分としては思い切った買い物に浮き足立ちながらも、メザシさんは念願の「本物の変身アイテム」に感動。ライドウォッチの手応えや音声ギミックのクオリティーに、「最新のおもちゃすげぇ!!」とテンションは爆上がりです。CMに出てくるのと同じおもちゃを「本物」と呼ぶ感覚も、これまたすっげえ分かる。
そして、いよいよドライバー本体で遊ぶとき。ギリギリながらも、どうにか子どもサイズのベルトを腰に巻きます。そして姿見を見ると、「かっこいいっ!!」という感想とともに、強い感情がメザシさんの心に湧いてきました。「子どもかよって思われるかも……でも、女の子(24歳)だって……」とためらいながらも、積年の憧れが「やっぱり変身したいんじゃー!!」の叫びとなって吹き出したのです。
「変身!」の掛け声とともにギミックを作動させると、ドライバーが思いに応えたかのように「仮面ライダー!! ジオーウ!!」と絶叫。歓喜したメザシさんは、「買ってよかった……!!」と漫画を締めくくりました。本当によかった!
漫画は「好きなものへの思いが真っすぐ伝わってくる」と好評を博しました。「初のバイト代で『エグゼイド』のベルトを買ったときはうれしかった」「親に『もうやめたら』と言われながら、ジクウドライバー買いました」など、作者と同様の喜びを語る人も少なくありません。
「大人なのに」と遠慮がちなメザシさんを、「好きなものに老若男女は関係ない」と勇気づける声も。また、「ようこそこちらの沼へ」「『ディケイド』のライドウォッチは絶対に欲しいところ」「大人でも遊べるように、公式の延長ベルトが出ている」など、深みに誘うリプライも寄せられています。
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