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メガトロンは本当に“理想の上司”? 会社経営モノとして見る「トランスフォーマー」論、あるいはスタースクリームが重い問題マシーナリーともコラム(1/3 ページ)

メガトロンとスタースクリームの話をついに。

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 バーチャルYouTuber、マシーナリーとも子による不定期コラム第5回(連載一覧)。今回は書籍『スマホだけでもOK! VTuberのはじめかた』(マシーナリーとも子著)の発売を記念して、前々から話したがっていた「トランスフォーマー」について、ライターの“しげる”さん(マシーナリーとも子の元同僚、玩具好き)とファミレスで思う存分語ってもらいました(特に本の話題はありません)。しげるさんのトランスフォーマー開発者取材記事と併せてどうぞ。

スタースクリームはかわいい

ライター:マシーナリーとも子

徳で動くバーチャルYouTuber(サイボーグ)。「アイドルマスター シンデレラガールズ」の池袋晶葉ちゃんのファンやプロデューサーを増やして投票してもらうために2018年4月に活動開始。前世はプラモ雑誌の編集をしていたとも言われているが定かではない。現在はBOOTHでグッズを売ったりLINEスタンプ(123)を売ったりしている。スマホアプリも出てます(iOS / Android)。お仕事募集中。

YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/user/barzam154

他人の会社の金でトランスフォーマーのオタクのオフ会をやる

とも子:「今日のマシーナリーともコラムは、都内某所のファミレスから始めよう!」っつーわけでね。今日はね、マシーナリーとも子としげるちゃんがね、「トランスフォーマーシージ」スタートにかこつけて2人で「トランスフォーマー」についてダベるだけという記事です。

しげる:これで原稿料もらえるんだからいいよな。

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とも子:ねとらぼ様様だね

編集部:今日のこのファミレスの経費もねとらぼ持ちです。

対談にあたりとも子としげるが家から持ってきたお気に入りのトランスフォーマーたち。お店にいた子どもにチラチラ見られて大変でした

とも子:他人の会社の金でトランスフォーマーのオタクのオフ会をやる。これがシンギュラリティだ。

しげる:一応、読者のために「俺たちのトランスフォーマーについてのスタンスはこんな感じです」みたいなのを書いてから始めようか。

マシーナリーとも子

意識して見始めたのは「ビーストウォーズ」から。その後特に入れ込まずに過ごしていたが、なんとなく「ギャラクシーフォース」からトランスフォーマー再開。同時期に千葉テレビで「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」もやっていたことでドハマりし、現在に至る。初めて触ったトランスフォーマーはタントラム。好きなキャラはレーザーウェーブ(ショックウェーブ)

しげる

大学時代にサークルの部室で初代アニメを見たのがトランスフォーマーとの初遭遇。ほぼ同じタイミングで実写映画版が公開されオモチャもいろいろ買ったものの、その後トランスフォーマーはごぶさたに。しかし「ダイアクロン」のリブートでタカラ製変形ロボットトイ熱が再び高まり、気がついたら手元にトランスフォーマーが増えていた。デストロン派。

「トランスフォーマーシージ」インタビューを読んで

2019年に発売されるトランスフォーマーの新玩具シリーズ「トランスフォーマーシージ」。おなじみの顔ぶれをハードな世界観でリブートしていくという趣旨の製品群となるもよう。マシーナリーとも子お気に入りのショックウェーブも第1弾で発売予定でうれしい

とも子:いや~このあいだの「トランスフォーマーシージ」のインタビューめちゃめちゃ良かったよ(関連記事:「トランスフォーマー」を創る男たち―― 日本生まれの変形ロボットは、なぜ世界130カ国で愛される一大コンテンツとなったのか

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しげる:「シージ」がなにをやりたいシリーズなのかとかめちゃめちゃしっくり来て楽しい取材だったわ。

とも子:なんか「シージ」って……私も常にトランスフォーマーのオモチャ追って買ってってしてたわけじゃないんだけどさ。初見の印象だと「あれ? また初代まわりのリメーク仕切り直すのか?」って思ったワケ。直近でも「トランスフォーマーレジェンズ」と「ユナイトウォーリアーズ」があって、ハズブロの海外展開でも「コンバイナーウォーズ」「タイタンズリターン」「パワー・オブ・ザ・プライム」ってあってさ……。そこにまた「シージ」が来たからよくわかんなかったんだよな。しかも「シージ」のサブタイトルに「ウォー・フォー・サイバトロントリロジー」って書いてあるしさ! 「ウォー・フォー・サイバトロン」って前にゲームであったじゃん! って……。

現在展開中の「トランスフォーマーレジェンズ」と――
「パワー・オブ・ザ・プライム」。それぞれ製品仕様やテーマは異なるものの、「歴代トランスフォーマーのリメークシリーズ」という商品内容は同じ

しげる:取りあえず、あくまでハズブロでの話をすると、基本的にいまトランスフォーマーってざっくり3つのラインがあるのね。実写映画アニメ、そして過去作品のリメークのジェネレーションズってラインね。「コンバイナーウォーズ」からのトリロジーも「シージ」も、ジェネレーションズのラインの一環ということで、連綿と続いてるわけ。

とも子:「え? またG1オプティマスっていうかコンボイコンボイした形のコンボイ出し直すの?」って思ってたけど、他作品で言えば「最初のガンダムの1/144のプラモって延々出るじゃん」みたいなカンジなのな。その枠組の話を聞いてだいぶ「シージ」がどういうシリーズなのかってなんかしっくり来たぜ。

現在展開されているトランスフォーマーの3つの柱がこちら。複雑なデザインの実写、デフォルメが利いたアニメ、ディテールは多いけどシルエットは昔懐かしい雰囲気のジェネレーションズと、うっすら傾向も見えるよな。このほか、超高級路線の「マスターピース」など例外もあるが、大まかにこんなもんだと思ってくれや

デスクワーカーは何か一つトランスフォーマーを買うべき

とも子:私さぁ、ここ1年くらいまたトランスフォーマー熱がぶり返していろいろ買うようになったんだけどさ……。トランスフォーマーのオモチャの何がいいってさ、アレなんかフィジェットトイみたいな良さあるじゃん。

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しげる:それわかる~~!!! わかるぅ~~~~!!!

とも子:なんかパソコンで作業中に気が散ってきたとかさぁ、現実逃避したいときとかさぁ、手元にトランスフォーマーあると「ちょっと気分転換に1回トランスフォームさせっか」ってなるじゃん。カチャカチャやって気持ちよくなるじゃん。

しげる:そういうフィジェット的な良さで言うとね! 俺今日持ってきてるんだけど……。俺のオススメは、これ!

しげるオススメの「変形! ヘンケイ! トランスフォーマー」版のスタースクリーム、サンダークラッカー、スカイワープ。初代オモチャとほぼ同じ大きさ、F-15としても優秀なフォルム、アニメらしい体躯を持つ傑作玩具

とも子:あ~! 「変形! ヘンケイ!」版ジェットロンじゃん! うわ~実は写真でしか見たことなかったんだけどイイな! イイな~コレ! 「ロボットマスターズ」版は持ってたんだけど……。

しげる:これね、ホントいいオモチャで……。俺これがいちばん好きなトランスフォーマーかもしんない……(変形させながら)。

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とも子:全トランスフォーマーでいちばん!?

しげる:マジでね、歴代ジェットロンでいちばんカッコいい……。俺は今日の対談、この「変形! ヘンケイ!」版ジェットロンがいちばんカッコいいんだということだけを言いに来たと言っても過言ではないからね……。

とも子:ウワ~、でもこれ実物見るとカッコいいな~~! やべぇわトランスフォーマーやっぱ実物見ねぇ~とダメだわ! インターネットで見て「ナルビームでけぇなあ」と思ってたけど全然問題ないわ。めちゃめちゃカッコいいわ。

しげる:これねぇ、変形の手応えとか難易度もちょうどいいし、あと変形ギミックの都合もあって肩がイイカンジに動くんですよ! この肩の入ったポージングができるってのはロボットのオモチャについては重要なんだよ!

とも子:いやホントこれはカッコいいわ……。カチャカチャっと変形させられるしよぉ~ッ。マジでデスクワーカーはトランスフォーマー買うべきだわ……。

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しげる:原稿とか書いてて煮詰まったらね、トランスフォーマー変形させたら闇が晴れるんですよ! 「トランスフォーマーはフィジェットトイ」。これはね、もっと売り出し方として言っていっていいと思うよマジで。

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