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中国版「ウルトラマン」続編映画が公開間際 円谷プロは「訴訟を継続」

円谷プロはあらためて法的措置を明言。

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 円谷プロは1月16日、中国で新たに製作されている「ウルトラマン」を起用した新作映画などに対して、法的措置も含め対応していることを明かしました。

2017年に公開された「中国版ウルトラマン」こと「ドラゴンフォース さようならウルトラマン」は興行収入680万ドル(約7億4000万円)を記録(製作会社ブルーアーク発表資料より

 中国では2017年に映画「ドラゴンフォース さようならウルトラマン(原題:鋼鐵飛龍 再見奧特曼)」が公開。円谷プロは製作発表当初からこれが円谷側に無断で製作されたものであり、法的措置を取っていく方針を明かしていました(関連記事)。

 円谷プロによると、抗議および訴訟が継続している最中で、前述の「さようならウルトラマン」の続編にあたる配信シリーズ「ドラゴンフォース2 パワー・オブ・ウルトラマン(原題:鋼鉄飛龍2 奧特曼力量)」と映画作品「ドラゴンフォース ライズ・オブ・ウルトラマン(原題:鋼鉄飛龍 奧特曼崛起)」の製作が進行。前者は既に配信が始まっており、後者は1月18日に劇場公開を控えています。

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配信シリーズの「ドラゴンフォース2 パワー・オブ・ウルトラマン」は2018年11月から配信中。全26話(製作会社ブルーアーク発表資料より
映画「ドラゴンフォース ライズ・オブ・ウルトラマン」が1月18日公開予定(製作会社ブルーアーク発表資料より

 円谷プロは「当社のスタンスとしては何ら変わらず、『ウルトラマン』シリーズの著作権者は全世界において当社のみであり、訴訟の相手方による続編の作品の製作や配信、公開は行為は当社の権利を明らかに侵害していると考えており、法的措置も含めて対応している最中です」と、あらためて対応を徹底していくと明言しました。

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