「キングダムハーツ」スペシャルルームレポート！　ファン興奮の世界に浸ってきた（1/2 ページ）

　東京ディズニーリゾート ディズニーアンバサダーホテルは3月26日～6月30日、「キングダムハーツ」の世界観たっぷりの内装を施したスペシャルルームを期間限定でオープンします。また、ハイピリオン・ラウンジやチックタックダイナーではスペシャルメニューも展開します。

　2002年の発売から世界累計2500万本以上が出荷・販売されている人気ゲームシリーズ「キングダムハーツ」。スペシャルルームは、最新作「キングダムハーツIII」（1月25日発売）とのコラボレーション企画です。1月24日に行われた内覧会で見た、ファンにはたまらない演出や、内装のポイントなどをレポートします。

キーブレードで開く扉、入り口から熱い演出！

　スペシャルルームの最大の特徴は、主人公ソラが初めて手にした「キングダムチェーン」のキーブレードがルームキーになっていること。変形ルームキーはディズニーアンバサダーホテルのオープン以来初めての登場です。先端にICチップが埋め込まれており、接触させると鍵が開きます。

　客室扉のナンバープレートはシリーズのアートデザインが施されています。他の部屋とは違うプレートに、部屋に入る前から特別感いっぱいです。

　部屋に入ってまず目に入るのが、2台のベッドの装飾。ベッドボードには「キングダムハーツ3D　ドリームドロップディスタンス」（2012年発売）のキービジュアルよりソラとリクと王様（ミッキー）がそれぞれ描かれています。

　シリーズ作品の多いキングダムハーツですが、この「キングダムハーツ3D」は、今作「キングダムハーツIII」へ続く最終決戦の序章という立ち位置。さらに言えば眠りに閉ざされた世界をテーマにしている作品です。ソラやリクがゲストの夢の中へ飛び込んできて、ゲストも含めて物語が進んでいく……そんなストーリーが感じられるニクいポイントです。

　ベッドスローは、ミッキーシェイプ、ハートレス、ノーバディーなどのシンボルマークがチェックになった柄。右下の隅には、キーブレードがクロスしたキングダムハーツIIIのエンブレムがプリントされています。グッズ化して欲しい……！

　テレビ上には「キングダムハーツHD 1.5リミックス」や「キングダムハーツHD2.8ファイナルチャプタープロローグ」など歴代のイラストが飾られています。額装に飾られた様はまるで「キングダムハーツIII」のキービジュアルのようです。また、側面の壁には「キングダムハーツIII」や「キングダムハーツII ファイナルミックス」のキービジュアルが飾られています。部屋を見渡すだけで、シリーズの世界観が伝わってきます。

　ルームランプはダマスク模様に見せかけた「キングダムハーツ」に関連するモチーフをエレガントに組み合わせた柄。この柄はベッドボードの背景やポストカードの背景にもなっています。ハートレスのシャドウやキーブレードなどのモチーフや、さりげない描きこみもあるので、柄を見るだけでしばらく楽しめそう。

　テーブルの天板もモチーフが描かれています。ブラックのデザインがさりげなくオシャレでグッときます。

　宿泊特典は、キーブレード（ルームキー）とポストカード。キーブレードは長さ約18センチ×5.5センチの重厚感ある仕様。バッグチャームやキーホルダーとして日常的に使えるほか、宿泊の思い出としてのコレクターアイテムにもなっています。ポストカードは2種類で、キングダムハーツ3D、キングダムハーツIIIそれぞれのキービジュアル柄です。ルームキーもポストカードも各2つずつ付いています。（追加購入不可）