5分でわかるプラレール ガチ勢が教える「レールがうまくつながらない」ときの対処法、ヒントは点対称:パパとママのためのプラレール構築術(1)(2/2 ページ)
「プラレール」をもっと楽しめるように、ガチ勢が教える「パパとママのためのプラレール構築術」第1回。
変化をつけてアクセントに 誰でも簡単に「分岐」が作れる構築術
ぐるぐるとレールの上を走らせることができたら、今度は「変化」をつけて楽しみたくなるもの。今度は「線路をキレイに分岐」させるレイアウトに挑戦してみましょう。
線路を分岐するポイントにはいくつか種類がありますが、一番ポピュラーなターンアウト(分岐)レールは、直線レールと曲線レールを合わせた形をしています。
ターンアウトレールを使うときのよくある失敗は、「分岐したのはいいけれど、戻れなくなってしまった」というパターンです。
そこで、まずは最も簡単な法則を紹介します。
分岐を作るときは、まずターンアウトレールを入れられそうな場所を探します。
「カーブレールが向かい合う」ところを見つけて、そこにターンアウトレールを設置して、その先に元のレールレイアウトを「平行移動」してコピーします。
そうすることで、必ず元のルートに戻ることができるレイアウトが作れます。
プラレールのレイアウトの基礎となる「エンドレス」だけでなく、ターンアウトを加えるだけで、レールの上を走る電車の動きに変化を与えることができ、レイアウト構築の自由度がグッと広がり、パズルのように楽しむことができます。
ちなみに、先ほど作ったエンドレスレイアウトに分岐を加えたものが冒頭で見せた写真のレイアウトです。
プラレールは軟質プラ製なので、少し力を加えると曲がってしまう性質があり、強引にレールをつなぐなんてこともありがちです。
ですが、そのような力技ではいけません。きちんとした論理、数学的に構築を考えるのもプラレールの楽しみ方の1つで、知育玩具たるゆえんです。
今回、エンドレスとターンアウトの解説で使ったレイアウトは、タカラトミーが発売しているプラレール「ベーシックレールセット」に含まれているレールだけで作れちゃいます。
レールをたくさん持っている人だけでなく、これからプラレールを始めてみようと思っているパパママも、この機会に家族と一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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