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水平に開く「おじいちゃんのノート」、世界進出に挑戦 海外特許取得のためクラウドファンディング開始

孫のツイートがきっかけでブレイクしたノートが、とうとう世界へ。

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 水平に開くノート、「ナカプリバイン(おじいちゃんのノート)」を開発した中村印刷所が、海外販売の実現を目指してクラウドファンディングを開始しました。成功すれば、下町生まれの良品が世界へ進出することになります。

開発した“おじいちゃん”こと、中村印刷所の中村輝雄さん

 同製品は開いたときにページがふくらまず、手で押さえることなく真っ平らにして使える点が大きな特長。見開きでコピーやスキャナーにかけるとき、中心に影が出ないメリットもあります。

平らに開くので、見開きで広い絵や図を描くときに便利

 こうした優れた製品でありながら、2014年の開発当初は宣伝の予算が足りず、同社は販売に苦戦していました。ところが2016年、社長の孫がTwitterで紹介し大きな注目を集めたことで状況が一変。万単位の注文が入ったうえに、大手メーカーのショウワノートからビジネスパートナー契約を申し込まれ、本格的な量産化まで実現しました。

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 今回「A-port」で始めたクラウドファンディングは、米中韓での特許取得に必要な資金を募るもの。目標額(630万円)の到達に関わらず、6月24日いっぱいまでに集まった額が中村印刷所に支援されるAll-In方式です。支援コースの金額は5000円からで、ノートのセットや工場見学への招待など、さまざまなリターンが用意されています。最高額のコースは200万円で、水平開きノートの技術指導と特許使用許可を受けられます。

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