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パフェの祭典「PAFES」が静岡で開催! 発表会で王道パフェから変わり種パフェまで堪能してきた

「カレーパフェ」なんてものも……!

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 春華堂は、日本と世界の素材を使った27種のパフェが楽しめる「PAFES(パフェス)」を3月20日から31日まで、静岡県の「nicoe」内特設会場で開催します。それに先駆けて3月1日に東京で開催された発表会に編集部も参加してきました。


発表会で出されたパフェたち

PAFESのロゴフラッグ

 春華堂は「うなぎパイ」で有名な創業131年のお菓子屋さん。2018年から6次産業(生産だけにとどまらず、加工やサービス業にも乗り出すこと)に取り組んでおり、7月末には47都道府県の食材を用いた50種のかき氷の祭典「ニコエ かき氷甲子園」を開催しました。今回の「PAFES」は、その第2弾企画で、世界の素材を使ったパフェが楽しめるイベントです。

 PAFESで提供されるパフェを監修しているのは9人の食のスペシャリスト。ケーキ・アイスクリームの専門店「MAISON GIVREE」の江森宏之さんをはじめ、お店の料理長やフードコーディネーター、カービングパフォーマー、さらには大使館のシェフらが顔をそろえます。

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発表会前に、キッチンへ入ることができ、忙しく働く彼らやシェフたちの姿を間近で見学させてもらいました

こちらはメロンのカービング中

監修した9人たち

 発表会では、PAFESで食べられる27種類のパフェうち、10種類ものパフェをミニサイズで試すことができました。どれも工夫を凝らしており、心躍るものから「マジか……」と言いたくなるものまでさまざまです。そんなパフェたちをご紹介します。(※並びは食べた順)

日本:桜×とちおとめ


繊細な味なので、1つ目にこれを食べてよかった

 最初に食べたのが、いちごを使った桜パフェです。いちごの酸味と桜の風味が見事にマッチしていたのが印象的です。ゼリーとジェラート、そして生のいちごを一緒に口に入れると口の中で桜の風味がはじけます。もちろんいちごの香りもするのですが、桜の香りが先行していて、桜風味なのにいちご味という不思議な感覚でした。

日本:南高梅


カラフルなのにどことなく和を感じる

 おひなさまに飾りたくなるような見た目の梅パフェ。いろいろな梅が使われており、「The 和」といった風情です。中には梅シロップや梅酢、梅の甘露煮と梅尽くし。さらには梅干しやらカリカリ梅が入っているので、結構塩味を感じました。

中国:杏仁


杏仁と酸味のあるキウイの組み合わせは鉄板

 お気に入りになったパフェのひとつです。杏仁豆腐とともにクリームや白きくらげ、柚など、バラエティに富んだ食感と風味が口の中でハーモニーを奏でます。特に杏仁豆腐と柚の相性が良く、一緒に口に入れると杏仁のスッキリとした甘さが引き立ちました。

日本:デコポン×ヨーグルト


見た目じゃ想像つかないドッシリなパフェ

 熊本県のヨーグルトとデコポンを使った熊本県パフェ。デコポンの味が強く、ヨーグルトが負けるのではと危惧しましたが、ヨーグルトもこれまた主張が強い濃厚なおいしさ。ガッシリとした味わいが調和していて、ちょっと重めな、特に男性におすすめしたいパフェでした。

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オランダ:ワッフル


オランダのイメージでもある風車が刺されてかわいい

 お気に入りその2。上に飾られたワッフルをかじりながら、ふわっふわなクリームと中のセモリナケーキ、ちょうどいい塩加減のゴーダチーズなど、色んな具材が詰め込まれたオランダイメージのパフェでした。多くの素材が見事に融合して“パフェ”という1つのメニューとして完成されていたのが衝撃でした。一言で言うなら繊細なオーケストラみたいな感じ。

フランス:A.O.P.発酵バター


上に乗っているリンゴチップスが極薄で軽やか

 EUの品質保証制度AOPに認められた発酵バターのパフェで、お気に入りその3です。中にはプリン、塩キャラメルが埋まっていて、上には焦がしバターのアイス、りんごのコンポートやチップスが重ねられています。全ての具材を合わせて口に入れてもおいしいですが、どのパーツも1つ1つの味が印象的で、アイス×コンポート、アイス×プリン、塩キャラメル×プリンなど、細かな組み合わせにしても楽しめました。

日本:クラウンメロン


カービングが凄すぎる

 マスクメロンの中でも最高と称されるクラウンメロンをぜいたくに使ったメロンメロンしたパフェ。丸くくりぬかれた生のメロン、メロンジェラート、メロン果肉が詰まったゼリーとメロンだらけ。間にはパンナコッタがつまっています。静岡県産のクラウンメロンの味をたっぷり堪能できるスイーツでした。

日本:獺祭


日本酒パフェは斬新すぎて……

 この獺祭が使われたパフェはこれまでと一線を画すもので、甘いパフェではありません。獺祭をゼリー仕立てにし、ミニトマトのだし浸し、鞍掛豆、五穀せんべいといったおつまみのような具材と合わせていただきます。なお、発表会ではアルコールが含まれた状態で出てきましたが、PAFES会場ではアルコールを飛ばした状態で供出するようです。

ガーナ:カカオ


落ち着いた大人の雰囲気なカカオパフェ

 かなりビターなカカオパフェ。チョコパフェではなくカカオパフェです。チョコは使用せず、カカオパウダーを使っています。これまでに口に残った甘さを拭うぐらいのほろ苦さで、同じタイミングで出てきたコーヒーととっても相性がよかったです。

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インド:カレー


カレーだ、これ~~~~!!

 同席していたライターさんがペロリと食べていたカレーのパフェ。カレーはムース状になっており、ややクリーミーで塩気が強めです。果物の代わりにたくさんの野菜が詰め込まれており、彩が新鮮でした。中にはバターライスも入っていてちゃんとカレーライスです。パフェ……とは……!?(哲学)

 PAFESでは、これら以外にもバリエーションに富んだパフェが登場します。同時に全てのパフェが食べられるわけではなく、3日ずつのシーズンに分けられており、注文可能なパフェが異なるのでご注意を。また、夜限定で食べられるパフェもありますので、メニューを確認していくことをオススメします。

PAFES

時間:11時~20時

場所:浜北スイーツ・コミュニティnicoe特設会場

販売:各ステージ(3日間)毎、6種類。全日程共通が予約2種+予約不要1種 計9種類

1stステージ 3月20日~22日

オランダ:ワッフル、台湾:パイナップル、アルゼンチン:チョコミント、日本:苺×桜、日本:獺祭(夜限定)、日本:山葵(夜限定)

2ndステージ 3月23日~25日

スペイン:バレンシアオレンジ、タイ:マンゴー、日本:黒蜜、マダガスカル:バニラビーンズ、ガーナ:カカオ(夜限定)、日本:枝豆(夜限定)

3rdステージ 3月26日~28日

日本:抹茶、日本:デコポン×ヨーグルト、フランス:A.O.P.発酵バター、ベルギー:チョコレート、日本:南高梅、インド:カレー

4thステージ 3月29日~31日

日本:あまおう・紅ほっぺ、中国:杏仁、ニュージーランド:グラニースミス×キウイ、イタリア:ティラミス、オーストラリア:マカダミアナッツ、メキシコ:アボカド

全日程共通

日本:クラウンメロン(ハーフ/フル・予約必要)

日本:紅ほっぺ(予約不要)

※クラウンメロンの予約は053-586-4567まで 来訪日の3日前まで受付

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