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期待を裏切らない“新海ワールド” 最新作「天気の子」予告編が公開、音楽はRADWIMPSが続投

7月19日公開に向けて奮闘中の新海監督。

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 大ヒット劇場版アニメ「君の名は。」の新海誠監督が手掛ける最新作「天気の子」(7月19日公開)の予告映像が4月10日に公開されました。映像には、「君の名は。」でもタッグを組んだRADWIMPSが歌う主題歌も一部収録。新海監督は自分から制作を依頼したとTwitterで明かしています。

映画『天気の子』予報(予告篇)

ファンタジックなメインビジュアル

 怪しげなオカルト雑誌のライターをしている主人公・森嶋帆高と、祈るだけで空を晴らせることができる謎めいた能力を持ったヒロイン・天野陽菜との出会いを描く同作。公開された予告編では、雨が降り続く都心の風景や晴れ上がった空など、新海監督による期待を裏切らない緻密な描写が広がっており、そこに主題歌であるRADWIMPSの楽曲「愛にできることはまだあるかい」がさらなる彩りを添えています。


ストーリーに合わせた楽曲を制作するRADWIMPS

 新海監督によると、2017年8月ごろに主題歌の制作をオファーし、脚本段階からミーティングを重ね、シーンに合った楽曲を書き下ろしてもらったとのこと。「君の名は。」以来約3年ぶりとなるタッグに、新海監督、RADWIMPSメンバーは現在の心境を次のようにコメントしています。

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雨の日に予告編が公開されたことも話題になっています
  • RADWIMPSコメント

 今回、新海誠監督の『天気の子』で音楽監督を務めさせて頂きます、RADWIMPSです。
 2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。僕は「喜んで読ませて頂きます」と返事をしました。そこから僕たちの『天気の子』の物語が始まりました。
 現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させて頂き、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。恐らくそんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやり取りをしながら作業を進めています。
 新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりもまっすぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させて頂けることを誇りに思います。
 たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう自分ももがきながら作っています。この映画を観てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。
 ぜひ、楽しみにしていて下さい。

  • 新海誠監督コメント

 「君の名は。」公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの「天気の子」の脚本を洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。
 その後「愛にできることはまだあるかい」を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと──洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。
 RADWIMPSとふたたび一緒に映画を作るにあたって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは『君の名は。』を踏まえた上で、更に良いものを観客に届けることが出来るはずだと考えました。それは映画本編も同じです。前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。
 あたらしい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければとても嬉しいです。

 ネットでは、公開された映像に「鳥肌……もう、これだけで感動」「綺麗すぎだろまじで」「雨の日に発表するとかさすが」と新海監督ならではの美麗な映像を絶賛するファンの他、主題歌のRADWIMPSに、「再びRADとは!」「もう一度あのタッグが観れると思うと今からワクワクが止まりません!」と歓迎の声を上げるファンが多く見られました。

(C)2019「天気の子」製作委員会


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