ニュース

「正にドンブラコ」「さすが岡山」 Twitterで話題の“桃”型の足こぎボート、誕生の経緯を県に聞いた

乗りに行くしかないんじゃぁ。

advertisement

 岡山県で“桃”の形をした足こぎボートが目撃され、「どんぶらこ感がすごい」と話題を呼んでいます。ユニークな桃ボートはいかにして誕生したのか。岡山県公聴広報課にお話を聞きました。

話題になっている岡山県の“桃ボート”(画像提供:ヲ(@xxxmilkxxx)さん)

スワンじゃなくて桃

 話題を集めているのは、Twitterユーザーのヲ(@xxxmilkxxx)さんが岡山県岡山市の旭川周辺(後楽園と岡山城の間)で撮影した画像3枚。

かわいいボートある(画像提供:ヲ(@xxxmilkxxx)さん)

 「岡山で『ピンクの人力ボートある!!カワイイ!!!!』って思ったらよく見たらスワンじゃなくて桃」「遠くから見るとどこからともなくどんぶらこ感が凄くて暫くこの情景で笑える」と紹介したところ、2万5000件以上の“いいね”を集めたほか、インパクト抜群の光景に「正にドンブラコ(桃太郎発祥県だけに)」「さすが岡山」といったコメントが寄せられています。

advertisement
桃……!(画像提供:ヲ(@xxxmilkxxx)さん)

岡山県「岡山の魅力発信と観光振興につながれば」

 このユニークな桃ボートがどうやって誕生したのか。ねとらぼ編集部は岡山県総合政策局公聴広報課にお話を伺いました。

――Twitterで話題の桃ボートですが、いつ始まったサービスなのでしょうか。

岡山県2018年10月8日より観光キャンペーン「果物時間」の一環としてスタートしました。桃太郎伝説で日本遺産にも認定された岡山の魅力発信や観光振興につながればと、昔話「桃太郎」に登場する桃を連想させるボートが作られました。

(画像提供:岡山県観光連盟
(画像提供:岡山県観光連盟

――桃ボートはどこに行けば乗れるのでしょうか。

岡山県岡山市内にある「碧水園(へきすいえん)」で楽しめます。大人2人+子ども1人の最大3人が乗車可能で、料金は1舟20分間の1600円です。

advertisement
(画像提供:岡山県観光連盟
(画像提供:岡山県観光連盟

――今回ツイート主さんからは、「ボートの近くにある岡山城などで活動している岡山戦国武将隊(@sengoku_okayama)も素晴らしい」と聞いたのですが、ゴールデンウィークなどにオススメの観光スポットがあれば教えてください。

岡山県後楽園の幻想庭園では、4月26日から5月6日までの間、19時から21時30分までライトアップを行うのですが、これにあわせて岡山城でも「春の烏城灯源郷」というライトアップを行う予定です。とてもきれいなのでぜひ見ていただきたいです。また、倉敷エリアでも、倉敷川での川舟流しなどを行う「ハートランド倉敷」というイベントが開催されます。

――最後に岡山に行った際に、これは食べておいたほうが良いというオススメグルメがあれば教えてください。

岡山県5月中旬よりフルーツがおいしい季節になってきますので、人気のシャインマスカットを使ったフルーツパフェなどがオススメです。また7月になると白桃もおいしいです。他にもデミカツ丼などおいしいものがたくさんあるので、ぜひ岡山に遊びに来ていただきたいです。


 お笑いコンビ・千鳥を起用した「晴れの国おかやま」の広告がジブリ風デザインだったりと、最近ユニークな取り組みが話題となることの多い岡山県。今後も岡山ならではの特色を取り入れたPRに期待したいですね。

advertisement
ジブリ風広告で話題となった千鳥の「晴れの国おかやま」ポスター(関連記事

(Kikka)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  9. 「品数が凄い!!」 平愛梨、4児に作った晩ご飯に称賛 7品目のメニューに「豪華」「いつもすごいなぁ」【2024年の弁当・料理まとめ】
  10. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々